K-POPグループBTS(防弾少年団)が歴史を塗り替えている。
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所属事務所Big Hitエンターテインメントは11月22日、「アメリカレコード協会が21日にBTSのアルバム『LOVE YOURSELF 結 'Answer'』をゴールド Multi-Disc Setに認定した。アルバム部門でのゴールド認証はK-POP歌手初の記録」と明かした。
これまでBTSは、デジタルシングル部門でプラチナを1回、ゴールドを4回認定されている。
楽曲『MIC Drop』『DNA』『FAKE LOVE』『IDOL』がゴールドに、『MIC Drop』がゴールドに続きプラチナ認定。
アルバム部門でのゴールド認定は今回が初めてだ。
このようなBTSの記録は一瞬にして成し遂げたものではない。メンバーそれぞれがアーティストとしての実力を伸ばし、着実に作詞・作曲などに力を尽くしてきた。
また、自分たちを応援するファンとの地道な交流は、何よりも大きな力となった。韓国はもちろん、海外のファンと長年積み重ねてきたコミュニケーションが、今のBTSを作ったのである。
「BTSのファンは“長い間、BTSと一緒にやってきた”というプライドがある」というのが、関係者の話だ。
BTSの歩みによって、アジアの関係者にも希望が生まれた。
中国で活動中の音楽関係者は「BTSが意味することは大きい。“アジア圏の歌手がアメリカ市場で通用するだろうか”という疑問が消えた。BTSは、“私たちも出来る”という希望そのものだ」とし、「様々なボーイズグループがBTSと同じ道を歩もうと万全の準備をしている」と説明した。
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