「韓国の醤(ジャン)作り文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念して、「韓国広報専門家」を自称する男性教授が俳優イ・ジャンウ(38)と協業した「醤作り文化」宣伝動画を作成した。
誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は12月11日、自身のSNSを通じて「“韓国の醤作り文化”がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念し、俳優イ・ジャンウさんと意気投合して多国語動画を公開しました」と発表した。
ソ教授によると、今回の動画はKB金融グループとの共同制作で、約4分程度で構成されており、韓国語と英語の2バージョンで公開されているという。
動画では、三国時代の記録が存在するほどに長い歴史を誇る“醤文化”の特別さが詳細に紹介されているとのことだ。
ソ教授は「醤仕込みは自然に代を継いで共同体文化を形成しており、食べ物の枠を越えて“民族文化アイデンティティの象徴”である点に再注目した」と強調。
「現在、全世界各地で韓国料理の関心が熱い。サムギョプサルやサムジャン、トッポギのコチュジャン、カルビチムのカンジャン(醤油)など、韓国の醤文化を世界の人々に知らせることができる最適期だと思う」と力を込めた。
そして、「ユネスコ世界遺産に登録された“キムジャン(冬にキムチを漬け込む作業)文化”と“醤仕込み文化”を活用した多様なコンテンツを制作し、全世界に韓食をさらに知らせていく計画だ」と付け加えた。
ソ教授は最後に、「KB金融グループとともに、韓国の伝統文化の歴史的・文化的価値を韓国国内外に広く知らせるための多様なコンテンツを継続的に制作する予定だ」と明らかにした。
なお、今回の動画でナレーションを務めたイ・ジャンウは、「韓国の醤仕込み文化を声で直接紹介することになって嬉しい。韓国国内外の多くのネットユーザーが視聴してくれることを願う」と伝えている。
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