Netflix『イカゲーム』監督、韓国情勢注視 シーズン2は「現実とつなげて観ると良い」

Netflix『イカゲーム』シーズン2のファン・ドンヒョク監督が現在韓国で起きている大統領の弾劾に関連する話を伝えた。

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本日(12月9日)、ソウル東大門(トンデムン)区東大門デジタルプラザでは『イカゲーム』シーズン2の制作発表会が開催された。

同日、ファン・ドンヒョク監督は「シーズン1との違いは投票が各ゲームで行われるという点」とし、「現在の投票(大統領弾劾案)に関する話がたくさん出てくる。現実とつなげて観ると良いだろう」と話した。

ファン・ドンヒョク
ファン・ドンヒョク監督

『イカゲーム』シーズン2は、ゲームで優勝した3年後にアメリカ行きを諦めて帰ってきたギフン(演者イ・ジョンジェ)と彼を倒すためにゲームを準備したフロントマン(演者イ・ビョンホン)の熾烈な争いを予告している。

シーズン1では、韓国人の幼少期の思い出の遊びが死のゲームになるという奇抜な発想、命が賞金になる独特なデスゲームのルールなど、人間の本性をすべて露わにするストーリーで世界中の視聴者を熱狂させた。

監督は今シーズンについて、「世界がだんだん分裂していっている。互いを敵対視し、対立が深刻になってきている。国家内、国家間の対立がそうだ」と伝えた。

続けて、「『イカゲーム』内でも別れと分裂、互いを敵対視する人間の姿を見ると、現実と『イカゲーム』が似ているということを感じるだろう。韓国の社会を『イカゲーム』を通じて再度振り返ることができればと願う」と付け加えた。

そして、フロントマン役を演じた俳優イ・ビョンホンは、「シーズン1でフロントマンはゲームを全体総括し、進行する機能的な役割(を果たす人物)として存在したとすれば、シーズン2ではフロントマンの背景が説明され、なぜこのように序盤でゲームに参加することになったのかわかる」と自身の役を紹介した。

イ・ビョンホン
イ・ビョンホン

加えて、「なぜこのように考えるのか、人間についてギフンとはまったく違う考えを持っている。フロントマンからすれば誤った判断をするだろうと考え、悟らせるために行動する場面がある」と予告した。

なお、『イカゲーム』シーズン2は来る12月26日、Netflixで配信開始予定だ。

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