女優キム・ソンウンが母校・同徳(トンドク)女子大学の男女共学化に対する反対デモを批判するとともに、あらゆる嘲弄と嫌がらせを受けていることを告白した。
キム・ソンウンは12月2日、インスタグラムのストーリー機能を通じて「大韓民国は表現の自由が保障された民主主義共和国だ。本人を含む母校デモに反対する人々はそれなりの理由があり、その意見を自由に表現する権利がある」と綴り、同徳女子大の男女共学化反対デモに言及した。
彼女は「私は不特定多数のあなたたちと連帯せず、支持しないからといって、あらゆる嘲弄と嫌がらせを体験しているが、何の関係もない。学校も私も、法律に反する部分は結局のところ判決を通じて明らかになる」とし、「私はたった一言だけ声を挙げただけ。それに対する反応は激しい千の言葉で帰ってきた」と伝えた。
それとともに、「数日前に意見を表明した後、夫が“大丈夫か”と尋ねたが、私は大丈夫だと答えた。頑張ってくれている皆さんも大丈夫であることを願っている」と付け加えた。
これに先立ち、キム・ソンウンは去る11月28日、インスタグラムを通じて同徳女子大の男女共学化反対デモに対する自身の考えを明らかにした。
キム・ソンウンは当時の投稿で、「レベルが低く、低級も低級な無理なデモを止めてください。女子大の思想注入、フェミニズムの思想注入を糾弾する」と綴った。同時に公開された写真では、男女共学化に反対する学生によって赤いスプレーで「私にも家を買ってくれ。私たちのお金を全部食らいつくして工学まで?」と落書きされたドアが写っていた。
この写真では、「名誉を持って辞退しろ」「学生の意見を黙殺するな」「親日理事長、同徳から消えろ」「同徳女子大を守れ」「総長は無視せずに学生と疎通しろ」などと書かれたメッセージも目につく。また、同徳女子大の総長を務めるキム・ミョンエ氏の顔写真には「キム・ミョンエOUT」とも綴られていた。
キム・ソンウンは母校の在学生による男女共学化反対デモに接し、自身の考えを残したわけだ。彼女の投稿には応援の反応がある一方、反対の意見も出ている。
同徳女子大のデモは、在学生たちが去る11月11日に大学の男女共学化議論に反発したことで始まった。学生たちは本館など大学内の建物を占拠し、授業拒否など過激な反対運動を行った。現在、占拠デモは一段落したものの、校舎中に書かれたスプレーの落書きを復旧するために被害額が50億ウォン(日本円=約5億3485万円)を軽く超えるものと推算されており、責任の所在をめぐる攻防も繰り広げられている。
なお、キム・ソンウンは1990年7月23日生まれの34歳。1998年にシットコム『順風産婦人科』で子役デビューした後、『路地裏の人々』『じゃがいも星 2013QR3』『NEW 愛と戦争』などの作品に出演。今年6月に一般男性との結婚を発表した。
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