NewJeans、所属事務所ADORとの契約解除発表「ADORはNewJeansを守る意志も能力もない」

2024年11月28日 話題 #NewJeans

NewJeansが専属契約解除に関する緊急記者会見を開いた。

【写真】ハニ「HYBEはNewJeansを嫌っている」

NewJeansは本日(11月28日)20時30分より、ソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムソンドン)に位置するスペースシェア三星駅センター・ギャラクシーホールで、専属契約解除に関する緊急記者会見を行った。

この場にはメンバーのキム・ミンジ、ハニ・ファム、マーシュ・ダニエル、カン・ヘリン、イ・ヘインの5人が出席。団体での挨拶、個人の自己紹介を終えると、ハニが口火を切った。

ハニは「話を始める前に、私たちが9月に行ったYouTubeライブと、2週間前に(所属事務所)ADORに伝達した是正要求内容証明は、私たち5人全員で決めて決行したことだという点をもう一度申し上げたい。緊急記者会見を行っている理由は、私たちの是正要求に対する期限が本日12時になれば終わるが、業務時間が終わったにも関わらず、HYBEと現在のADORからは改善意志や私たちの要求を聞き入れる意志が見えないためだ」として、「明日、海外での仕事があるため日本に出国し、来週戻ってくるのに、その間にHYBEと現在のADORがどんなマスコミプレイをするか分からない。心配になる気持ちと私たちの立場を正確にお伝えしたく、多くの対話を交わした。やむを得ず緊急記者会見をすることになった」と述べた。

続けて、「私たちがADORを離れる理由は簡単だ。状況をよく知っていて、理解している方々は分かると思う。NewJeansはADOR所属のアーティストであり、ADORはNewJeansを保護しなければならない義務がある。会社として基本的な義務だが、ADORはNewJeansを保護する意志も能力もない。なので、私たちが長く残るには時間がもったいなく、精神的な苦痛も続くと考える。何より、仕事的に得られるものがないので、5人全員が残る理由はないと思う」と述べた。

NewJeans
(写真=共同取材団)NewJeans

そして、ミンジは「NewJeansとADOR間の専属契約は、29日午前0時をもって解除されることを申し上げる。現在、HYBEとADORはまるで言葉遊びをするようにHYBEとADORを区分している。HYBEが間違ったのであって、ADORが間違ったのではないため、専属契約違反の理由にはならないと主張している。しかし、皆さんご存知のように、HYBEとADORは一体であるのと同じだ。私たちが一緒に働いていたADORは、すでに大きく変わっており、もともといらっしゃった理事たちも突然解任された。今さらHYBEとADORを区分して、HYBEの好みに変わった、私たちと一緒に熱心に仕事をしてくれた監督との関係も切ってしまった、信頼が崩れたADORで専属契約を維持しなければならないという主張は受け入れられない」と主張した。

ミンジは続けて、「私たちは専属契約違反事項に対して是正要求をし、是正期間は深夜12時になれば終わる。内容証明に伴う措置事項の履行という、やむを得ない立場文と継続して続く改善意志のない見せかけに過ぎず、要求した事項に対する是正はなされなかった。(YouTube)ライブ、今回の内容証明を通じて意見を数回伝えたが、誠意のない態度に疲れ、私たちの要求を聞いてくれる気が全くないと感じた。いかなる是正もなされなかったので、29日午前0時になれば専属契約を解除する」と言い切った。

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(写真=共同取材団)NewJeans

ダニエルは「専属契約が解除されれば、私たちはADOR所属アーティストではなくなるだろう。ADORから離れて自由に、本当に望む活動をしようと思う。ただ、現時点で約束されており、契約した仕事は行う進行する予定だ。契約されている関係も予定通り進める予定だ。いつも応援してくださる広告主の方々にも感謝していると伝えたい。心配する必要はないと伝えたかった。私たちの契約解除によって、他の方々に被害を与えたいという気持ちは全くない」とし、ヘリンは「違約金に対する記事を見たが、専属契約は違反していない。これまでも最善を尽くして活動してきたが、違約金を払わなければならない理由はないと思う。ADOR、HYBEが契約に違反してきたので今、このような状況に至ったため、責任はADORとHYBEにあると思う」と説明した。

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(写真=共同取材団)NewJeans

ヘインは「午前0時を過ぎると、5人は私たちの意志と関係なく、当分はNewJeansという名前を使うことができないかもしれない。しかし本質は変わらない。諦める気もない。ある人にとっては、NewJeansという名前が、名前、商標権の問題としか感じられないかもしれないが、私たちにとっては単純な問題ではない。5人が初めて会ったその日から、今までの意味が込められた名前なので、NewJeansという名前の権利を完全に確保できるよう努力する」と話した。

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(写真=共同取材団)NewJeans

特に、ミンジは「人の心を持つことが重要だと思う。勇気のある人が世の中を変え、主体的に生きることができると思う。思い通りに実践できる勇気が皆にあるわけではないと思う。私もBunniess(バニーズ、NewJeansファン)、メンバーがいたので可能だった。ミン・ヒジン(元ADOR)代表を見て、多くの勇気を得た。これまで働きながら見たミン・ヒジンは忙しく働き、それだけ良い方々がそばにいた。“先例を作りたい”という言葉が大きな勇気になった。人は多くを誓うが、人生をかけて守るということが難しいということをご存知だと思う。自ら動き出さないと何も解決しないし、他人は解決してくれない。それでこのような場を作り、堂々とお話したかった。もちろん、これから多くのことが起こるだろうし、どんな妨害があるか分からないが、5人が志と力を集め、これからの冒険、挑戦を楽しむことにした。このような行動を支持し、見守ってほしい」と述べた。

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(写真=共同取材団)NewJeans

なお、NewJeansは11月13日にADORに内容証明を送り、「この書簡を受け取った日から、14日以内に専属契約の重大な違反事項を全て是正し、これを受け入れない場合、専属契約を解除する」と要求していた。

内容証明は「HYBE文書に「New(Jeans)を捨てて新しく組めばいいこと」としたことについて、NewJeans所属事務所として、ADORが必要なすべての措置を取ること」「メンバーのハニを“無視しろ”と言った他レーベル(BELIFT LAB)のマネージャーに何の措置もなく、問題を放置したことを是正すること」「HYBEのPRのチョ広報室長がNewJeansの成果を貶めたこと」「練習生時代にNewJeansの写真と動画がメディアを通じて無断公開され、依然として削除されていないこと」「“押し出し(CDの無理な販売)”によってNewJeansの成果が相対的に切り下げられた状況」「(NewJeansと仕事をしてきた制作会社の)イルカ誘拐団のシン・ウソク監督との不必要な紛争、NewJeansの既存コンテンツが消える問題」などが含まれていたという。

ADORはこれらの事項のなかで、同じくHYBE傘下レーベルBELIFT LABのマネージャーが、所属アーティストILLITにNewJeansを「無視して」と発言したという事件に関して、「BELIFT LABがハニの被害を軽く考えず、相互尊重する姿を見せて下さることを願い、ADOR所属アーティストに対する不必要な論難が持続しないよう誠意ある態度を見せてくれることを願う」と27日に発表した。

◇NewJeans プロフィール

2022年7月22日にミュージックビデオを公開しながら電撃デビューした5人組ガールズグループ。ミン・ヒジン代表が率いるHYBE傘下レーベルADOR所属。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートインした。

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