韓国で“独島(竹島の韓国呼称)の守護神”と呼ばれる歌手キム・ジャンフンが、お米とキムチを計1000kg寄付して話題だ。
所属事務所FXソリューションによると、キム・ジャンフンは前日の21日、江原(カンウォン)特別自治道の麟蹄(インジェ)郡庁を訪問し、「大韓民国陸軍3軍団将兵」の名前で米とキムチを計1000kg寄付した。
今回の寄付は、キム・ジャンフンと陸軍3軍団の将兵たちの“特別な約束”で実現したものだ。
キム・ジャンフンは10月、韓国政府の国防部が管轄する広報テレビ「KFN TV」の『慰問列車』に招待され、陸軍3軍団の慰問公演に出演した。
そこで、将兵たちの熱烈な歓呼に感動したキム・ジャンフンが寄付を約束。「このようにたくましく節度のある軍人であれば、指揮官も優秀な軍人であり、軍団長も非常に立派な方だろう」とし、「3軍団の士気高揚に少しでも役に立つために、3軍団の名前で寄付する」と伝えた。
そして21日、麟蹄郡庁を訪問したキム・ジャンフンは、チェ・サンギ郡守とともに社会的弱者層への支援のためのお米とキムチ計1000kgの寄付式を実施していた。
そんなキム・ジャンフンは、来る12月13日から25日にかけてAIを導入した単独コンサート「トダットダッ」を開催する。「トダットダッ」とは韓国語で“トントン”を意味する擬音語だ。
また、12月17日には、京都国際高校の“夏の甲子園”こと「第106回全国高等学校野球選手権大会」優勝を祝福し、同校で公演も開催する予定だ。
なお、キム・ジャンフンは1963年8月14日生まれの61歳。1990年代より歌手活動を始め、2000年代中盤から“独島守護”活動を展開しており、自身の本籍地をソウルから独島に移すなど、熱狂的な「独島の守護神」として知られている。
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