女優のチョン・ソミンがデビュー後、初となる主演女優賞を受賞した。
11月18日、ソウル江南（カンナム）区の建設会館ビスタホールでは「第44回黄金撮影賞」の授賞式が行われた。
「黄金撮影賞」とは、韓国映画撮影監督協会が韓国映画界の持続的な発展を維持し、“新たな顔”を探すことを目的とした映画祭だ。
チョン・ソミンは今回、昨年上映された映画『ラブリセット 30日後、離婚します』で主演女優賞を受賞した。
同作は、結婚生活の終わりをちょうど30日後に控えたなか、思いがけない事故によって記憶を失ったノ・ジョンヨル（演者カン・ハヌル）とホン・ナラ（演者チョン・ソミン）が織りなすラブコメディ映画だ。チョン・ソミンはホン・ナラ役を担当し、カン・ハヌルとの夫婦役を演じた。
授賞式でチョン・ソミンは、デビュー15年目にして初の主演女優賞ということで注目を集めた。
チョン・ソミンはトロフィーを受け取ったあと、「こんなに大きな賞をもらってもいいのか分からない。初めて受賞した主演女優賞だ。この賞は撮影監督たちがくださる賞なので、より意味が大きいと思う。いつも現場に行くと、（監督が）1番近い場所で、カメラの後ろから温かくも情熱的なエネルギーを伝えてくれたおかげで演技に集中できたようだ」と感想を伝えた。
続いて、「なので、特に『ラブリセット 30日後、離婚します』の撮影監督だったシン・テホ撮影監督に感謝の言葉を伝えたい。そして現場にいらっしゃったすべてのスタッフの方々に感謝する」とし、「今後、さらに成熟して成長できる俳優になる。感謝している」として、スタッフたちに感謝の意を表した。
なお、チョン・ソミンは2010年のドラマ『赤と黒』（SBS）でデビューして以降、『イタズラなKiss～Playful Kiss』『この恋は初めてだから』『空から降る一億個の星』『恋するイエカツ』『還魂』など多くの作品に出演した。
今年は、Netflixでも配信されたドラマ『となりのMr.パーフェクト』で演じたヒロイン、ペ・ソクリュ役でも好評を得ている。同作で共演した俳優のチョン・ヘインとは、相性の良さから熱愛説が飛び出たほどだ。
（記事提供＝OSEN）
◇チョン・ソミン プロフィール
1989年3月16日生まれ。韓国・釜山広域市出身。本名キム・ユンジ。2010年にドラマ『赤と黒』でデビュー。その後、『イタズラなKiss～Playful Kiss』でヒロインを務め、大注目の新人女優として一躍脚光を浴びる。2018年にはマンガ原作の人気ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』にも特別出演。学生時代には韓国芸術総合学校に首席で入学しており、学校生活において周囲からの視線が負担だったというエピソードも。
■【写真】チョン・へイン＆チョン・ソミン、“幼馴染ロマンス”SHOTを公開
前へ
次へ
