パク・ソジュン主演の超人気作もそうだった! “WEBマンガ原作”の韓国ドラマを一挙紹介

人気俳優チ・チャンウクと、子役出身女優キム・ユジョンの共演で話題を集めている新ドラマ、『コンビニのセッピョル』(原題)が来る6月に韓国の地上波SBSで放送を開始する。

【関連】あの名子役が“魔性の女”に! 『コンビニのセッピョル』に期待

同作は、若きコンビニ店長チェ・デヒョン(演者:チ・チャンウク)と、いわゆる“元ヤン”の少女チョン・セッピョル(演者:キム・ユジョン)が織りなすドタバタラブコメディー。素行不良な過去を払拭しようと試みたチョン・セッピョルが、どこか頼りない青年チェ・デヒョンの運営するコンビニエンスストアで夜間アルバイトを始めるところから物語が動いてゆく。

このドラマは、韓国の人気WEB漫画サイト「TOPTOON」で連載された人気作品を原作としている。原作コミックは、日本でも「LINEマンガ」を通じて『24時のイタズラな彼女』というタイトルで現在連載中だ。

チ・チャンウク(左)とキム・ユジョン

実は韓国では最近、WEB漫画をドラマ化して大ヒットすることが少なくない。中には独自の設定やストーリーが高く評価され、原作に劣らない反響を得たものもあった。はたしてどんな作品たちが視聴者の心を掴んだのか。早速紹介していこう。

『キム秘書はいったい、なぜ? 』(2018年、tvN)

2016~2018年に韓国のWEB漫画アプリ「KakaoPage」で連載された人気作(原作:チョン・ギョンユン、作画:キム・ミョンミ)。究極のナルシストであるエリート副会長イ・ヨンジュンが、ある日突然秘書のキム・ミソに退職願を出されるところから物語が始まる。原作の話題性もさることながら、俳優パク・ソジュンと女優パク・ミニョンによる高いキャラクター再現度も大きく評価された。2019年に衛星放送や動画配信サービスを通じて日本でも放送され、大きな人気を博している。

『恋するアプリ Love Alarm』(2019年、Netflix)

原作は2014年から「DAUM WEBTOON」で連載中のチョン・ゲヨン作家によるWEB漫画(現在休載中)で、日本では「ピッコマ」を通じて読むことができる。“好きな人が半径10m以内にいるとアラームが鳴る”というアプリが開発され、そのアラームのみで気持ちを表現できる世界で繰り広げられる男女3人のラブストーリーだ。2019年8月にNetflixで配信され、現在はシーズン2も決定している。

『他人は地獄だ』(2019年、OCN)

ZE:A出身の俳優イム・シワンが除隊後初の復帰作に選んだホラードラマ。『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(tvN)で美しい死神を演じたイ・ドンウクが見せる“狂気の演技”も話題を呼んだ。キム・ヨンキ作家による原作コミックは韓国最大手のポータルサイトNAVERで連載され、ラブコメやファンタジーといった王道作品を抑えて読者ランキング上位をキープし続けた。日本でも「LINEマンガ」を通じて読むことができる。

『朝鮮ロコ 緑豆伝』(2019年、原題、KBS2)

女装して未亡人村に潜入した青年チョン・ノクドゥと、妓生(キーセン、日本でいう芸妓)見習いのドン・ドンジュが織りなす、朝鮮時代を舞台にしたラブコメディ。ヘジンヤン作家による原作はNAVERで連載され、作りこんだストーリーと魅力的なキャラクターが高く評価された。ドラマ版で主人公のノクドゥを演じた若手俳優チャン・ドンユンもまた、「女装男子とは思えない美しさ」「ヒロインよりかわいい」「漫画から出てきたようだ」と視聴者の心を掴んだ。

『偶然見つけたハル』(2019年、原題、MBC)

原作は、「DAUM WEBTOON」で連載された『偶然見つけた7月』(作:muryu)。日本では「ピッコマ」を通じて読むことができる。自らが漫画の世界に生きる“脇役キャラクター”であることを知ってしまった女子高生が主人公のラブコメディで、連載当初から斬新な設定が話題を呼んだ。ドラマ版では旬の若手女優キム・へユンと、人気ボーイズグループSF9のロウンの共演が大きな反響を得た。

『梨泰院クラス』(2020年、原題、JTBC)

現在韓国で熱い旋風を巻き起こしているドラマ『梨泰院クラス』。人気俳優パク・ソジュンの新境地としても話題を集め、視聴率は右肩上がりだ。BTSのVが挿入歌を担当し、最終回では俳優パク・ボゴムの特別出演が決定するなど、トップスターの参戦も目立つ。チョ・グァンジン作家による原作コミックは「DAUM WEBTOON」や「KakaoPage」に掲載され、血気盛んな若者が社会の理不尽に立ち向かう痛快なストーリーが好評を得た。

(文=姜 由奈) 

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集