養育権を放棄した時も、前夫の下半身事情を暴露した時も、そして子供たちを取り戻そうと決心した時も、全てが“母親”になるための選択だった。
ガールズグループLABOUM出身のユルヒが、ロックバンドFTISLANDのドラマー、チェ・ミンファンとの離婚戦争に身を投じた。
すでに昨年12月に離婚を発表し、それぞれの道を進み始めた2人。当時は3人の子供の養育権をユルヒが手放したことで、あっさりと解決していたが、最近になって結局トラブルと化している。
ユルヒは11月10日、自身のYouTubeチャンネルを更新。チェ・ミンファンの風俗店への出入り、性売買疑惑を暴露したあとの心境を、淡々と打ち明けている。
まず、「（離婚してからの）1年間、私に関する憶測が多く、過ぎた歳月を忘れなければ傷がつきそうだった。自分の人生、子供たちの母親としての人生も逃したくなかった。子供たちと一緒に過ごす日のために、私も一生懸命努力していく予定」と明かした。
ユルヒは今回の映像で、チェ・ミンファンに関する暴露をした理由についても言及している。「子供たちを捨てた」という悪質コメントや自身に対する誤解を正し、子供たちの前でも堂々とした母親になるための選択だった。
ユルヒは、「私が子供たちを捨てたのではないと思うが、子供たちはそう思うのかな？見過ごせたことなのに、私の心が狭かったのかな？子供たちの母親として生きようとしたとすれば、馬鹿だっただろうか？という気がしたりもする」とし、「だが、あまりにも多くの憶測と非難があったので離婚は後悔していない。また、自分の人生を幸せに過ごしながら、子供たちの母親としての人生も失わなかったという話をとてもしたかった。すべてを正すために話を持ち出すことになった。子供たちの母親としても恥ずかしくないように生きてきたし、今もそのように生きているし、そのように生きたい」と話した。
続いて、「子供たちに堂々と胸を張れない母親になりたくなかった。今回の件があってからメッセージをたくさんもらった。私のような痛み、傷を持った方々が多かったよ。反省もして、私も振り返りながら勇気を得た。母親として進まなければならない道を確実に感じたりもした」として、「目標のために動揺せずに進まなければならないと感じ、過去の私が恥ずかしいと感じたりもした。そっぽを向いていないと思っていたのに、そっぽを向いた。あまりにも地獄のように大変だという理由と力がないという理由で、ぶつからなければならないことだったが恥ずかしかった」と打ち明けた。
ユルヒは離婚から約1年後の今年10月、バラエティ番組『もう一人だ』（原題、TV朝鮮）でテレビに復帰した。当時、番組内ではユルヒがインフルエンサーとして新たな人生を歩んでいる姿が公開された。
その後、あるYouTubeチャンネルでは離婚のきっかけが、ユルヒの家出にあると伝えられた。するとユルヒが、結婚生活中にチェ・ミンファンが風俗店への出入り、性売買疑惑を暴露したのだ。
また、チェ・ミンファンが家族の前で自分の胸にお金を差し込んできたり、“重要部位”を触って胸を揉みしだいたなどとも主張し、一気にイシューとなった。
特に、チェ・ミンファンが“関係者”と思われる男性と、「嬢」を求める内容の録音記録も公開したことで、衝撃はより大きなものに。チェ・ミンファンが性売買に関する用語を使っていたことで騒動は大きくなり、バンド活動、タレント活動を中断するに至っている。
元夫に関する暴露後、波紋が収まらぬなか、ユルヒは11月4日にソウル家庭裁判所に養育権者の変更および慰謝料・財産分割請求に対する調整申請を提出し、子供たちを取り戻すという強い意志を見せた。また、『もう一人だ』では離婚専門弁護士に相談しながら、積極的な姿勢を見せ、「これも母親として子供たちのための決定だ」と話した。
一方で、チェ・ミンファンに関する暴露があまりにも衝撃的だっただけに、幼い子供たちへの配慮がなかったという反応も出ている。
結局、ユルヒのすべての選択には、“子供たちと母親”という理由があった。母親の名前で堂々と胸を張って子供たちの前に立ちたいという気持ちが大きいだけに、ユルヒの意志も強固なものだった。
（記事提供＝OSEN）
◇ユルヒ プロフィール
1997年11月27日生まれ。2014年8月、ガールズグループLABOUMのメンバーとしてデビュー。2017年9月にFTISLANDのチェ・ミンファンとの交際を公開し、11月にグループを脱退した。直後の2018年1月には、チェ・ミンファンと結婚すると発表。当時ユルヒは20歳だったため、“最年少アイドル夫婦”と話題になった。結婚式前の同年5月に長男を出産し、2020年2月には双子の娘まで得て3人の母親に。その後も夫とバラエティ番組などに出演したが、2023年12月に離婚を発表した。
前へ
次へ
