現在、ブルーノ・マーズとのコラボ楽曲『APT.』が世界的ヒットとなっているBLACKPINKのロゼ。人気を享受する一方で、悪質コメントによる苦悩もあるようだ。
ロゼは11月4日(現地時間)に公開された米カルチャー誌『Paper Magazine』とのインタビューで、「人々が、より一層韓国文化について学び始めたと聞いている」とし、「曲に対するファンの反応を今は完全に楽しんでいる」と明らかにした。
10月18日にリリースされた『APT.』は、飲み会ゲームの「アパートゲーム」からインスピレーションを得た楽曲だ。
ロゼはブルーノ・マーズとのコラボについて、「マーズが『APT.』を歌うと信じた人は私が唯一だった。皆は、その歌はやらないから送らないでという反応だったが、この歌でなければならないと思った」と話す。当初、ロゼはコラボ曲候補を3つ送っていたが、『APT.』を選んだのはブルーノ・マーズ本人だったという。
ロゼは自身初のフルアルバム『rosie』は、『APT.』とは全く異なる雰囲気のアルバムになると予告している。『rosie』を脆弱で混乱する20代に関するアルバム作品だ。
そのほかにもロゼは、自身の“苦痛”についても言及している。これまで、中国のネット発の麻薬使用疑惑や、俳優カン・ドンウォンとの熱愛説が浮上したことがある。
ロゼは、「(ネットの)世界がどれほど無防備で依存しているか。愛されて理解されたいという欲望が、どれほど大きいのか悟った」として、「インタビューの時も何ともないふりをするが、すべてのワードとコメントが私を押しつぶす」と告白した。
最後に、ロゼは今回のアルバムで「人々が私を誤解しないでほしい。ありのままを受け入れられるように、率直に開かれた姿を見せる準備ができている」と付け加えた。
◇ロゼ プロフィール
1997年2月11日生まれ。本名ロザンヌ・チェヨン・パク。ニュージーランドで生まれ、8歳のときにオーストラリアに移住。2012年にオーストラリアで行われたYGエンターテインメントのオーディションに参加し、練習生となった。2016年にBLACKPINKのメンバーとしてデビュー。2021年3月に初のソロアルバム『R』をリリースし、リード曲の『On The Ground』で大きな人気を集めた。歌手活動以外にも、JTBCのバラエティ番組『パラドンパダ~海の見えるライブBar~』に出演するなど、多方面で活躍している。
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