“韓国で最も美しい60代”タレント、75歳でこの世を去った国民的女優を追悼「天国で会いましょう」

2024年10月30日 話題

韓国で“最も美しい60代”と呼ばれる女性タレントのソ・ジョンヒが、この世を去った女優キム・スミさんを追悼した。

【写真】“60代で最も美しい女性”ソ・ジョンヒの美貌

ソ・ジョンヒは10月29日、自身のインスタグラムを更新。

「ここ数日、胸がいっぱいで大変でした。そして、静かに祈りました。スミさんの豪快に笑う明るい笑顔が思い出されます。『ご飯は食べているかい?』の放送日、オンニ(お姉さん)が私をぎゅっと抱きしめてくれて、“これからは自分のために生きろ”と…」と綴り、キム・スミさんを追悼した。

キム・スミさんは10月25日午前にこの世を去った。75歳だった。

キム・スミさんは自宅で心配停止が発生し、同日午前8時頃に瑞草区のソウル聖母病院に搬送されたが、再び目を開けることはなかった。警察によると、死因は高血糖によるショックだという。

キム・スミ
(写真提供=OSEN)キム・スミさん

「しばらくして、教会の集まりで偶然会うことになりました。一緒に礼拝をして食事をして、長い間神様の話をしました。証言も聞きました」と回想するソ・ジョンヒは、「その日、オンニが言いました。“あなたは演技を必ずしてほしい”と。私が手を振りながら話にならないと言いましたが、オンニが必ず一度、一緒に機会を作りたいと言ってくださいました」と、キム・スミさんと交わした会話を明かした。

そして最後、「ずっと思い出すことになると思います。オンニ、天国で会いましょう」と、キム・スミさんに伝えていた。

ソ・ジョンヒ
(写真提供=OSEN)ソ・ジョンヒ

なお、1949年10月24日生まれのキム・スミさんは1970年に芸能界デビューし、1980~2002年に放送されたMBCの最長寿ドラマ『田園日記』ではイルヨンの母キム・ソダム役を22年間熱演した。当時、キム・スミさんは32歳という若い年齢ながら田舎の祖母の演技を披露し、「国民的女優」「国民の母」と呼ばれるように。以降、ミュージカル『実家の母』でも14年間優れた演技を披露し、「母役の代表的女優」として位置づけられていた。

◇ソ・ジョンヒ プロフィール

1962年12月14日生まれ。若くしてデビューし、1980年代の“CM女王”として愛された。しかし1982年、コメディアンのソ・セウォンと結婚。おしどり夫婦と知られたが、32年が過ぎた2015年に離婚した。2人の間には1男1女がいる。MBNの『トロットファイター』(原題)、SBSプラスの『お姉さんには言ってもいい』(原題)、KBS2の『パク・ウォンスの一緒に暮らしましょう』(原題)など、様々なバラエティ番組に出演し、活発に活動。韓国では“最も美しい60代”と呼ばれることも。

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