アジア人女性初となるノーベル文学賞を授与された韓国の作家ハン・ガン氏に、祝福の声が相次いでいる。
ハン・ガン氏は1970年に光州（クァンジュ）で生まれ、延世（ヨンセ）大学・国語国文学科を卒業。国内では李箱文学賞、東里文学賞、万海文学賞、黄順元文学賞、金裕貞文学賞などを受賞し、2016年には小説集『菜食主義者』でマン・ブッカー国際賞、2023年には『別れを告げない』でメディチ賞外国・文学賞を受賞するなど、次世代韓国文学の旗手の一人として注目されてきた人物だ。
そして今回、2024年のノーベル文学賞が授与されたハン・ガン氏。10月10日、スウェーデン・アカデミーは、「歴史的トラウマを直視し、人間生活の弱さを表わす強烈な詩的散文」とし選定理由を述べている。
そんなハン・ガン氏への祝福が殺到している。BTSのVは同日、SNSにノーベル文学賞受賞文を引用するとともに、「作家さん！『少年が来る』を軍隊で読みました。おめでとうございます！」と感動を伝えた。
同じくBTSのRMも、涙を流す絵文字とハートの絵文字を付け加えてハン・ガン氏のニュースをSNSに投稿。受賞に感激したようだ。
また、元アナウンサーのタレント、ソ・ヒョンジンは「ハン・ガン作家、結局！！本当におめでとうございます。これからも良い文をたくさん書いてください。隅っこの、ある長年のファンより」と伝え、コメディアンのシム・ジンファは「とても素敵です。本当に歴史的な、この瞬間にとても胸がいっぱいです！」と感動を述べた。
そしてタレントのキム・ソヨンは、「K-POPとコンテンツ、Kフード、Kビューティー。本当に尋常ではなかったのに、文学もだなんて。私の人生で韓国文化が、これほど花を咲かせる様子を見られるなんて感激」とし、チェ・ヒも「本当にすごい。5.18民主化運動を直接目で見て体験した母親は、あまりにも心が痛くてページをめくるのが難しく、3年にわたって『少年が来る』を読んだという。本当におめでとうございます！」と感激していた。
ほかにも、歌手のHYNNは所属事務所を通じて「小説『すべての、白いものたちの』の文章を通じて、一個人として音楽家として生きながら、どんな波風や傷があっても、心からの純粋な心を込めて音楽をすると誓った。今日、作家さんのノーベル文学賞のニュースを聞いて本当に嬉しかった。韓国の作品で、作家さんだけの視線と洞察で世界中を感動させたという点で、さらに誇りに思う」と語った。
ガールズグループAOA出身の女優ソリョンもまた、SNSでハン・ガン氏の『少年が来る』をタグ付けし、「人間とは何か。人間が何かをしないために、私たちは何をしなければならないのか」という一節を強調することで祝福の意を伝えた。このほかにも、SUPERJUNIORのイェソン、歌手のペ・ダヘ、アナウンサーのイム・ヒョンジュ、俳優のリュ・ジュンヨル、歌手のキム・ナヨン、女優のムン・ガヨンなど、多くの有名人がハン・ガン氏の快挙を祝う投稿をしている。
なお韓国人のノーベル賞受賞は、2000年の平和賞を授与された故・金大中（キム・デジュン）元大統領以来、2人目となる。
（記事提供＝OSEN）
◇V プロフィール
1995年12月30日生まれ。韓国・大邱広域市出身。本名キム・テヒョン。身長179cm。2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、グループ内ではサブボーカルを務める。“美少年”と呼ぶに相応しいビジュアルとのギャップを感じさせる低音ボイスが特徴で、ボーカルラインの中でも主に中低音パートを担当している。優れたビジュアルが世界的に評価されており、映画情報サイト『TC Candler』が発表する「世界で最もハンサムな顔100人」の上位にたびたびランクインしている。兵役のため2023年12月11日に入隊し、除隊は2025年6月10日を予定している。
◇RM プロフィール
1994年9月12日生まれ。本名キム・ナムジュン。2013年6月にBTSとしてデビュー。グループ内ではリーダーとメインラッパーを担当しており、英語が堪能な頭脳派でもある。BTSメンバーの中で最初にBig Hitエンターテインメントに加入したのがRMで、事務所代表のパン・シヒョクはBTSのデビューの経緯について「RMのような子はデビューさせなければいけないと思った。BTSを作ったきっかけは彼だ」とコメントしている。最年少メンバーのJUNG KOOKも「事務所見学の際にRMのラップに惹かれて事務所に入った」と明かしており、実力とカリスマ性を兼ねそなえた人物といえる。兵役のため2023年12月に入隊。除隊日は2025年6月10日を予定している。
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