再び韓国スターが詐称被害を訴えた。
今回のキム・シニョンはもちろん、ユ・ジェソク、パク・ミョンスなど様々な有名スターが詐称被害を訴え、強硬な対応を予告している。
タレントのキム・シニョンは9月26日、自身のSNSを通じて「騙されないでください。本当に」とし、「深刻です、本当に。強く行きます」という書き込みを掲載した。
同時にオンラインユーザーから受け取ったメッセージを公開した。そこには「こんにちは。あるサイトでキム・シニョンさんを変に脚色し、広報文を作成していたのを見たのでメッセージを送ります。画像とリンクを参考にしていただければと思います。お知らせするのが正しいと思うので、お知らせします」と書かれていた。キム・シニョンを詐称した詐欺犯罪の事実を知らせたのだ。
また別のユーザーも「シニョンさん、お問い合わせします。最近、シニョンさんがあるサイトに34万9000ウォンを投資して大金を稼ぎ、これが公開され、警察の家宅捜索まで受けたと出ていました。シニョンさんを信じて加入しようとしたら、海外から電話が来ました」とし、「まだ加入はしていませんが、シニョンさんの写真が上がっています。関係のないスメッシング(スマホやネットを使った詐欺)でしょうか? それとも加入しても大丈夫でしょうか? 簡単な返事をお願いします」と質問した。
キム・シニョンに先立って、多くの有名人の名前を詐称したオンラインフィッシング犯罪が引き続き起きていた。
先立って6月、ユ・ジェソクの所属事務所Antenna側は「虚偽広告およびSNS詐称アカウントに対しては関連する可能なすべての法的対応を準備中」と公式立場を伝えた。これは最近、SNSプラットフォームの広告上にユ・ジェソクと関係のないダイエット製品が販売されているためだ。
無断でユ・ジェソクを広報に使うだけではなく、さらに「ユ・ジェソクがモデル」というフレーズと写真まで使用された。
3月には「有名人の詐称オンラインフィッシング犯罪解決のための集い」が記者会見を開いた。被害者はタレントのファン・ヒョンヒ、ホン・ジンギョン、ソン・ウニ、そして有名講師のキム・ミギョンなどだった。彼らは詐称広告を通じて被害を受けたスターたちだが、その“やられる手口”は似ていた。
ソン・ウニは「私の場合、写真1枚から始まった。SNSに私がアップした写真、ゲストと撮った写真に奇妙な書籍が写っていて、『これは何だろう』と思った。今は数え切れないほど多くの方々が『詐欺が行われているようだ』と情報提供をしてくれる」と述べ、ディープフェイクを利用した詐欺にもあったと告白した。
ホン・ジンギョンは4月に放送された『実話探査隊』に登場。彼女は「同僚の芸能人はもちろん、私の写真も悪用されている」とし、「昨年初め頃にはただ時々、たまに見かけたが、今年の春からはSNSに入ると、ただ私の顔がたくさん使われているのだ。私の顔を見て、私を信じて損害を受けた方がいるということに腹が立って悲しかった」と吐露した。
ホン・ジンギョンは「私のSNSに騙されないようにとずっと載せたり、私のYouTubeチャンネルに文を載せたりもした。特に『ホン・ジンギョン経済学部』というチャンネルは、私が運営しているのではなく、詐欺師たちが作ったものだ。私が患った病気、私の娘の顔まで出てくる」と当惑した。
さらにパク・ミョンスも自身を詐称したアカウントについて、「芸能人は誰かに電話してお金を貸してほしいという話をほとんどしない。逆に誰かがお金を貸してくれと言う場合はある。そんなことに絶対に騙されてはいけない」と伝えた。
スターたちの相次ぐ要請の言葉にも詐称被害は猛威を振るっており、憂慮を生んでいる。
(記事提供=OSEN)
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