NewJeansの一部ファンが所属事務所ADOR経営陣らに公開書簡を送った。
【写真】「メンタル崩壊」ミン・ヒジン解任にNewJeansメンバーが吐露
9月4日、韓国の音楽業界によると、1445人のNewJeansファンは、ADORのキム・ジュヨン代表、イ・ギョンジュン社内理事、イ・ドギョン社内理事、キム・ハクジャ社外理事、HYBEのイ・ジェサンCEO(最高経営者)に、以下の内容が盛り込まれた書簡を送付したという。
「私たちはADORの設立とNewJeansのデビュー直後から、ミン・ヒジン(前)代表の下で構築されたNewJeansの成長と支援に焦点が合わされたADORの人材と体系が、変更・毀損されることに対して憂慮する。3年目にして盛んに成長中のNewJeansにとって、今の時期はとても重要だ。下半期のアルバム製作と来年のワールドツアー計画・準備を控えた状況で、業務能力が証明されたミン・ヒジン(前)代表を排除し、エンタメ業界の経歴もなく、経営能力が立証されていないHYBEのキム・ジュヨンCHRO(最高人事責任者)を後任代表に選任した決定は、常識的に納得しがたい」
それとともに、株主間契約に伴う2026年11月までミン・ヒジンの任期を保障し、NewJeansに関する事項はメンバーの意見を最優先で反映すること、メンバーに対する名誉毀損・侮辱・個人情報流出などに対する法的対応なども要求した。
ファンがアーティスト所属事務所の親企業に、特定のプロデューサーを代表として雇用せよと公開書簡を送るのは異例のことだ。さらに、HYBEは代表から退いたあともミン・ヒジンにプロデュースを任せると発表したが、毒素条項を理由に契約書への署名を拒否したのもミン・ヒジン自身だ。
そのため業界は、今回の事態を一部過激ファンの“越権”と見ている。
◇NewJeans プロフィール
2022年7月22日にミュージックビデオを公開しながら電撃デビューした5人組ガールズグループ。ミン・ヒジン代表が率いるHYBE傘下レーベルADOR所属。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートインした。
■【写真】NewJeans、ミン・ヒジンの代表解任後、初の公の場に
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