“演技力不足”の議論を乗り越え、メンバー8人中5人が「女優」として定着した少女時代。後に続くグループは?

2024年08月26日 話題 #少女時代

そもそもK-POPアイドルは活動できる寿命がそう長くはない。そんな常識を克服して長らく活動を続けるアイドルもいるが、アイドルとしての活動だけでは難しいのが現実だ。

【写真】少女時代・ユナ、意外な“ボリューム感”

そのため様々な方面に活動の領域を広げるのが一般的だが、その中で最も代表的なのが「演技」だ。今やアイドルが「演技ドル(演技+アイドル)」を経て、俳優に転向する例が増えた。

アイドルから「演技ドル」を経て、女優として活動を続けている代表的なガールズグループは少女時代だろう。

ユナ、ティファニー、ユリ、スヨン、ソヒョンなど、メンバー8人中、5人が今は女優として活動しており、注目に値する成果も上げた。特に2022年から2023年の活躍が目覚ましかった。

少女時代
(写真提供=OSEN)少女時代

まず、ユナはドラマ『ビッグマウス』『キング・ザ・ランド』に出演し、映画『コンフィデンシャル 国際共助捜査』で観客たちと会った。ユリはドラマ『グッジョブ』に、スヨンは『あなたが願いを言えば』や『ラブ・パッセンジャー~私たちの恋愛事情~』に出演して女優としての地位を固めた。

また、“末っ子”のソヒョンも『ジンクスの恋人』や『剣の詩』で女優として存在感を示し、ティファニーも『財閥家の末息子』に出演して俳優活動の足場を固めた。

『キング・ザ・ランド』
(画像提供=JTBC)『キング・ザ・ランド』

数多くのアイドルが演技に挑戦して俳優として活動しようとするが、少女時代ほど多くのメンバーが俳優に転向して定着し、成果を出しているグループは珍しい。「これからも少女時代」という言葉が無意味ではないように、彼女たちの活躍は今後も期待されている。

少女時代の後に続くのはApink?

では、2023年にピークに達した少女時代の演技活動のように、これを引き継ぐことができるガールズグループは他にいるだろうか。

現在のところ、2011年デビューのApinkが可能性を高めている。

Apink
(写真提供=OSEN)Apink

脱退したソン・ナウンを含めると、チョン・ウンジ、ユン・ボミと3人が演技者として活動している。第2世代ガールズグループの中でも、清純なコンセプトでトップクラスに上がった彼女たちの演技活動は、2024年に入って目覚ましい。

まずユン・ボミだ。

『応答せよ1997』の特別出演にはじまり、『この恋は初めてだから』『恋のプログラミング~ダメ男の見分け方~』に出演したユン・ボミは、今年4月に終映した『涙の女王』で別名「ナ秘書」、ナ・チェヨン役を熱演した。ホン・ヘイン(演者キム・ジウォン)の秘書で、ホン・ヘインの前でも唯一正しい言葉を吐き出し、職場の上司と部下としてのケミストリーを見せた。

『涙の女王』には多くの良いケミストリーがあったが、キム・ジウォンとユン・ボミの「Womance(ウーマン+ロマンス)」は断然目立った。ユン・ボミの活躍もあって『涙の女王』は最終回で視聴率24.9%を記録し、『愛の不時着』を抜いてtvN歴代ドラマ最高視聴率のトップとなった。ユン・ボミは女優として存在感を証明し、今後の活動を期待させた。

(写真=ユン・ボミInstagram)ユン・ボミ(左)とキム・ジウォン

Apinkメンバーの中で最も活発に演技をしているチョン・ウンジは、『酒飲みな都会の女たち』シーズン2に続き、『Missナイト&Missデイ』で存在感を示した。『Missナイト&Missデイ』は最高視聴率11.7%を記録し、2024年に放送されたJTBCドラマの中で最も高い視聴率を残した。

チョン・ウンジの活躍は続く見通しだ。彼女は現在、新しいドラマ『ジニー、アース』(原題)と『24時ヘルスクラブ』への出演を検討している。

『Missナイト&Missデイ』のチョン・ウンジ
(画像提供=JTBC)『Missナイト&Missデイ』のチョン・ウンジ

また、現在視聴者たちと会っているのはApink出身のソン・ナウンだ。

2012年の『大風水』で本格的に演技を始めたソン・ナウンは、『シンデレラと4人の騎士』『夕食、一緒に食べませんか?』『LOST 人間失格』『ゴースト・ドクター』『ポジション~広告代理店の女王~』を経て、現在『家いっぱいの愛』に出演中だ。

演技を始めた当初は「演技ドル」が指摘されがちな演技力不足の議論もあったが、着実に成長する姿を見せてきたソン・ナウン。特に『ポジション~広告代理店の女王~』を通じて、演技力不足の議論を完全に消し去った。

『家いっぱいの愛』のソン・ナウン
(画像提供=JTBC)『家いっぱいの愛』のソン・ナウン

『家いっぱいの愛』でソン・ナウンは、責任感の強い長女であり、4年目の大手スーパーの冷凍食品チームMDであるピョン・ミレ役を熱演中だ。疲れた表情で登場し、韓国の職場で働く人々のリアルな姿を表現したソン・ナウンは、奮闘する会社員や韓国の長女としての姿を現実感たっぷりに描き、視聴者の没入感を高めた。また、キム・ジスとの母娘のケミストリーを見せて感動を与え、今後の活躍が期待されている。

演技に集中するメンバーが着実に増えているApinkは、少女時代のような成功を掴めるだろうか。今後も注目してみたい。

(記事提供=OSEN)

【写真】前屈みで見えた“ギリギリ”の胸元…ソン・ナウン、「抱きしめたい」

【写真】チョン・ウンジ、“チューブトップ”で見せた美スタイル

5人中4人が事務所移籍のApink、最年長メンバーが最近の「キス」事情を告白

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集