かつてBTSを批判して謝罪したラッパーのB-Freeが、飲酒運転で物議をかもしているSUGAを揶揄するような投稿で話題になっている。
8月26日、B-Freeは自身のインスタグラムストーリーズにハングルで「シュガ」と書かれた看板や店の入り口の写真を投稿。特別な説明はなかったが、社会的な物議をかもしているSUGAの飲酒運転事件を意識した投稿ではないかと見られている。
というのもB-Freeは、過去にBTSと何度か悪縁があったからだ。
B-Freeは2013年に出演したラジオ番組『キム・ボンヒョンのヒップホップ招待席』で、BTSのRMとSUGAを前にして「アイドルは本物のラッパーではない」「君たちがやっているのはヒップホップではなく、ただのラップだ」「現実の困難を克服できず、誘惑に負けた弱い奴らだ」などと発言した。
その後もB-Freeは自身のSNSに、BTSに対する中傷を投稿して議論を呼んだ。
BTSファンから批判が殺到すると、B-Freeは2019年にSNSを通じて「BTSとそのファンに私が引き起こした感情的な苦痛に対して謝罪する」と頭を下げた。
それでもB-Freeは、2022年にリリースした自身のアルバム『FREE THE BEAST 2』の収録曲『The future』で「ゲイが流行し、国連で演説している」という歌詞を書いた。この歌詞が当時、国連で2度の演説を行ったBTSを批判するものではないかとされ、論争を引き起こしたりもした。
そのため今回のSUGAと関連した投稿も、B-FreeがBTSを嘲笑したものではないかとの見方が強い。
B-Freeの投稿に対して、オンライン上では「散々叩かれて謝罪したのに、また触れるのか」「非常に卑怯に見える」「大人気のない反応だ」といった冷ややかな意見を寄せている。
なおSUGAは8月6日夜、ソウル龍山(ヨンサン)区・漢南洞(ハンナムドン)の自宅近くで、飲酒状態で電動スクーターを運転した容疑で警察の調査を受けている。
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