歌手のキム・ワンソンが、おばから受けた精神的虐待、金銭的被害のエピソードを告白した。
キム・ワンソンは8月19日に放送されたバラエティ番組『親友ドキュメンタリー4人用食卓』(原題、チャンネルA)に出演。「(全盛時代)私はいつも夜の仕事をしに行った。デビューする前から働いたお金で、製作費を用意した」として、「寝る時間もなかった。朝に出て夜明け2~3時に帰った。夜の仕事をせずに暮らせる日が来るだろうかと考えるほどだった」と明らかにした。
そんな彼女のマネージャーは、実の“おば”である故ハン・ベクヒさんだ。キム・ワンソンは「おばがいつも私のそばにいた」として、「ガラスの城に閉じ込められている感じがした」と当時を振り返った。
そして、他局の番組でキム・ワンソンと初めて友達になったという歌手のカン・スジは「ワンソンは以前から見てきたが、ハン・ベクヒ先生のせいで近づくことができなかった。ワンソンとだけ仲良くなれなかった」と告白。続いて、「90年代にワンソンを見たが、表情が何もなかった」と言及した。
これにキム・ワンソンは、「私はガスライティング(精神的虐待の一種)を受けたのではないか。誰とも話すな。話せば君がしたすべての話が外に広がるんだって。(他人と)口もきけないようにされた。幼かったので、それが正しいと思った」と打ち明けた。
またカン・スジは、キム・ワンソンの食事も見たことがないと指摘。キム・ワンソンは、「大変だから食べなくなった。また、あとにはとても腹が立って飢え死にしようと思って食べなかった」とし、「わざと食べないのが、おばさんを怒らせる方法だった」と壮絶な過去を明かした。
そんなキム・ワンソンは13年後におばの下から抜け出したのだが、労働の代価はなかったという。「おばの夫が(お金を)使った」として、「私の分を用意してくれただろうと思ったし、家族だと信じていた」とも明らかにしている。
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