BIGBANGの元メンバーV.I（スンリ）のイベント出演がキャンセルとなった。
8月12日、イベント主催社のTSVマネジメントは「数日前に掲示したポスターについて謝罪する。多くの誤解が発生した」とし、「バーニング・サン・スラバヤ」でのイベント出演キャンセルを発表した。
TSVは、「配布したポスターには、V.Iを連れてくることに対する話がない。ポスターの中の“バーニング・サン・スラバヤ”というタイトルはクラブとパーティーで安全に過ごせということを伝えようとしたものであり、“The New Chapter is Born”というメッセージを入れて、バーニング・サンで起きたことは、いつ・どこでも起きうるということをもう一度想起させようとした」と釈明した。
先立って9日、同社は公式インスタグラムで、8月31日にインドネシアで「バーニング・サン・スラバヤ」というイベントを開催すると発表。併せて公開されたポスターにはV.Iの姿も盛り込まれ、「BEST HONOR」という文言もあった。
V.Iは、韓国芸能界はもちろん社会全体を震撼させた「バーニング・サン事件」の中心人物だった。性売買、性売買斡旋、性暴行などに関する特例法違反、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反、食品衛生法違反、常習賭博、外国為替取引法など、9つの疑惑で1年6カ月服役していた。
そんな重大な罪を犯した人物だけに、「バーニング・サン」と掲げたイベントへの出演予告は物議を醸すこととなった。
その後、11日、V.Iは当該イベントには出演しないと明らかに。あるメディアとのインタビューを通じてイベント参加説を否認し、強硬対応の立場を示した。過去に問題を起こしたことがあるだけに、自重を伝えたりもした。
しかし、その翌日にはインドネシア・バリ島の海辺に位置する、あるクラブで、韓国人女性たちと会話を交わす姿が捉えられた。
これにより、釈明はウソではないかという説が。女性たちは知人のガールフレンドで、韓国人観光客たちと対話を交わしたのは同行した知人たちだったと釈明するとともに、悪く見れば悪いことであり、違って見れば平凡なことなので困るとして、非難に対しての心的な苦労も打ち明けていた。
（記事提供＝OSEN）
◇V.I プロフィール
1990年12月12日生まれ、本名イ・スンヒョン。韓国では「スンリ」の活動名で知られる。2006年8月、BIGBANGの“末っ子”としてデビュー。数多くのヒット曲で、K-POPの最前線を駆け抜けた。またバラエティ番組にも出演してタレントとしても人気を博し、様々な事業まで展開した。しかし2018～2019年に韓国社会を震撼させた“バーニングサン事件”の中心人物とされ、2019年3月に芸能界からの引退を宣言。性売買斡旋や横領、海外遠征賭博などの容疑で2022年5月、懲役1年6カ月の実刑が確定した。2023年2月に出所している。
■【画像】出所したV.I、金持ちの誕生日パーティでBIGBANG楽曲を熱唱
前へ
次へ
