女優のハ・ナギョンが不倫に関する損害賠償訴訟で敗訴した。
7月18日、釜山(プサン)地裁東部支院民事6単独は、Aさんがハ・ナギョンを相手に提起した不倫損害賠償訴訟で、ハ・ナギョンがAさんに1500万ウォン(約165万円)を支払うという原告の一部勝訴判決を下した。
法廷で公開された資料によると、Aさんの夫B氏とハ・ナギョンの出会いは、釜山のある遊興施設で2021年12月に始まったという。その後、2022年1月から本格的に会い始め、ハ・ナギョンは2022年4月のベトナム旅行後にB氏の子供を妊娠した。
B氏はAさんと離婚したあと、ハ・ナギョンと結婚してベトナムに移住しようという具体的な計画を立てたが、Aさんが離婚を拒否したことで計画は破綻。その後、B氏が離婚を強く要求しなくなると、ハ・ナギョンはAさんに直接連絡を取り、B氏との関係、妊娠したことなどを暴露した。
Aさんは判決後、本サイト提携メディア『OSEN』に「ハ・ナギョンから先に赤ちゃんのエコー写真、夫と交わしたメッセージを私に送ってきた。しかし、私が沈黙で一貫していたので、口にすることすら躊躇われることを言って耐えられなくなった。これ以上はダメだと思い、訴訟を決心することになった」と訴訟理由を明らかにしている。
Aさんは現在、夫と別居中で、離婚を決心したが、裁判の日時に夫が来なかったため取り消しになったとも明らかに。Aさんは一部勝訴判決に対して「ハ・ナギョンが先に私の夫との関係などを暴露し、最後まで嘘をついているにもかかわらず、一部勝訴という判決で残念な気持ちが残る。それでハ・ナギョンが罪を悔やむかも分からない」と話した。
一方、ハ・ナギョンはB氏が既婚者であることを知らなかったが、2022年4月頃に知ったと主張。それ以降にB氏の子供を妊娠したことが判明し、その解決方法やB氏に貸した金銭を返してもらうために連絡をしただけで、不正行為をした事実はないと強調した。
ハ・ナギョンの言い分はこれだけにとどまらず、自分が明らかにしなかったら、AさんはB氏の実体を最後まで知らなかったはずで、むしろ自分に濡れ衣を着せていると悔しさを吐露した。ハ・ナギョンはB氏との仲が悪化して以降、中絶手術を受けたことも分かった。
ハ・ナギョンは判決前、嘆願書を通じて「B氏が離婚してくるという話にも、赤ちゃんを一人で育てることがあっても、B氏とは縁を切るためにAさんにすべての事実を話した。Aさんは私がいなければB氏の実体を最後まで知らなかったはずなのに、私に濡れ衣を着せ、被害者である私を加害者にした」とし、「B氏の嘘、そして妊娠と中絶を経験する過程で負った精神的、身体的損害が甚大なのに、罪のない私を苦しめて金銭的補償を要求している」と主張した。
そしてAさんに一部勝訴判決が下されたあと、ハ・ナギョンはSNSアカウントを削除し、YouTubeチャンネルのコメント欄も遮断。その一方でAさんが出演したユーチューブ映像は再び注目を集めており、ハ・ナギョンがAさんに伝えたメッセージが公開され、世間に衝撃を与えている。
なお、1984年生まれのハ・ナギョンは2005年のMBCドラマ『別巡検』でデビューし、映画『展望の良い家』『タッチ・バイ・タッチ』『レスリング』(以上、原題)などに出演してきた。2012年の第33回青龍(チョンヨン)映画賞授賞式では露出が多いドレスで転び、“露出事故”で話題を集めたこともある。
そして2017年の映画『最初はみんなそうだ』(原題)以降は、これといった芸能界活動をしておらず、活動名をソ・ヘリに変えて配信者として活動を続けている。
(記事提供=OSEN)
■【写真】露出事故も…“デートDV疑惑”を認めた女優ハ・ナギョンはどんな人物?
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