すでに死亡した元恋人から性的暴行や恐喝を受けていた韓国No.1女性ユーチューバー、私生活の疑惑に口開く

2024年08月02日 話題

元恋人でもあった元所属事務所の代表から数年間にわたって暴行、恐喝、性的暴行、不法撮影の被害を受けたと明らかにした人気ユーチューバーのツヤン(本名パク・ジョンウォン)が、私生活をめぐる暴露戦について再び口を開いた。

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ツヤンは自身の被害事実を一方的に暴露し、様々な疑惑を提起し続けるYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」のキム・セウィを追加で告訴した。

これに先立って、ツヤンの私生活を口実に金品を巻き上げたユーチューバーのクジェヨク、チョン・グクジンなどは拘束捜査を受けている。

生々しい暴行時の録音

ツヤンは8月1日、自身のYouTubeチャンネルに「最後の釈明映像です」というタイトルの動画を公開し、約20日ぶりに再び大衆の前に立った。

ツヤンYouTubeチャンネル
(画像=ツヤンYouTubeチャンネル)

彼女は「もうこれ以上、釈明放送をしたくなかったが、様々な疑惑によって私だけでなく周囲の人々まで被害を受けており、放送することになった。たくさん悩んだ末、できるだけお話ししたい」と述べた。

ツヤンが7月11日に元恋人で元所属事務所代表でもあったA氏から暴行、恐喝、性的暴行、不法撮影の被害を受けていた事実を明らかにすると、「カロセロ研究所」はツヤンが“被害者面”をしていると指摘し、彼女の名義盗用手術、脱税などの疑惑を提起した。

なおA氏はすでに“極端な選択”をして突然この世を去っている。

まずツヤンは、A氏の姉Bさんの名義を盗用して妊娠中絶手術を受けたという疑惑について「A氏から性的暴行を受け、別れた状態でも強制的にされることが数えきれないほど多かった。望まない妊娠で手術をしたし、名義盗用をした可能性もあるということは初めて知った。A氏が光州(クァンジュ)の病院を調べて、私に帽子とマスクを深くかぶって一言も話すなと言った。A氏から手術室に入るように言われたので行った」と話した。

彼女は「『カロセロ研究所』の放送を見たA氏の姉であるBさんが先に連絡をしてきて、名義盗用は(A氏に)聞いた話なので確実ではなく、(年末調整記録などを)確認してみた結果、(産婦人科の)記録がないと確認してくれた。もし捜査を通じて名義盗用手術が確認されれば、処罰を受ける」と話した。

ツヤンの生々しい傷跡
(画像=ツヤンYouTubeチャンネル)ツヤンの生々しい傷跡

ツヤンは長い間、A氏の恐ろしい犯罪を受け、持続的なガスライティング(精神的虐待の一種)で対応さえできなかった自分を助けてくれたムンPDとキム・テヨン弁護士に対する疑惑も解明し、暴行の状況がそのまま収められた録音記録をいくつか追加で公開した。

録音していることがバレると、携帯電話を便器に落とされ、暴行の状況ではツヤンが「助けて」と悲鳴を上げた。A氏は「オレがお前と別れると思うか。お前は金が多いからオレにくれ。録音ファイルを削除しろ」と暴行を続ける。

当時、ツヤンと一緒に暮らしていたプロデューサーの連絡で家にやってきたムンPDが「これがまともなのか?やめろ。2年間、見守ることもできない。私たちも(暴行幇助)犯罪だ。通報する」と言うと、A氏は「喧嘩したときは理性を失うまで続けてはいけないのに、それを(ツヤンが)邪魔するんだ。携帯電話の電源を切って連絡を取らないから、私は刺して殺してしまいたい」などと話した。

しかし、その後もツヤンに対するA氏の犯罪行為が続くと、ムンPDはツヤンを説得して告訴を進めた。その後、A氏はムンPDをはじめ、制作陣まで脅迫し始めた。

ツヤンは「私を苦痛から抜け出させてくれた、あまりにもありがたいPDさんと弁護士さんだが、現在多くの憶測と虚偽事実が広がっている。はなはだしくは、身の上まで暴く望まない状況が起きている。どうかこれ以上の憶測は自制してほしい」と述べた。

「出会い系居酒屋で出会った」

「カロセロ研究所」が提起した脱税疑惑に対しても、ツヤンは「当時、元代表(A氏)がすべての財務状況を握っていた。私は毎回精算を望み、それに対する税金を払うことを望んだが、元代表が税金を惜しんで精算をしなかったため、税務調査時、2019~2020年に個人事業者に対する脱税疑惑が生じた。追徴金さえ、受け取れなかった私の精算金として支払った」と明らかにした。

ツヤン
(画像=ツヤンYouTubeチャンネル)ツヤン

2021年の国税庁税務調査当時、A氏は自身を担当するチェ弁護士に、収益配分合意書をツヤンの分まで持っていると話した。チェ弁護士は「それは破棄しなければならない」と証拠の改ざんを指示した。また、税理士にツヤン側にファイルを送らないよう要請したメールも公開された。

ツヤンは、自分が“カラオケ”で働いているときに客としてA氏と出会ったという「カロセロ研究所」の主張について、「出会い系居酒屋で初めて会い、恋人だったときからいつもお金を要求された。金儲けの手段としてカラオケを渡り歩いたのが、仕事の始まりだった。『カロセロ研究所』は風俗店の社長や関係者らとインタビューしながら、私に継続して謝罪放送を強要した。彼らはA氏の話を聞いて『カロセロ研究所』側に伝えただけだ」と話した。

ツヤンはA氏の遺族、チェ弁護士、A氏の指示で恐喝に加担した風俗店従業員などから聞いた内容を無差別的に暴露した『カロセロ研究所』のキム・セウィを脅迫、強要、情報通信網法違反などの疑惑で告訴した。

ツヤン側は「ツヤンが4年以上、A氏から被害を受けながらも法的措置ができなかった理由は、私生活が大衆に知られることを望まなかったためだ。ところが『カロセロ研究所』のキム・セウィは、ツヤンに事実関係の確認もなしに一方的に私生活を公開した。ツヤンと一緒に仕事をする職員、弁護士に対して虚偽事実を摘示し、名誉毀損し、2次、3次被害が深刻な状況に至った」と述べた。

続けて「キム・セウィは自身が司法機関であり、ツヤンが私生活を釈明することが法的義務であるかのように、『謝罪して釈明しなさい』として度を越える私的制裁を日常的に行った。これに対してツヤンは、同じような被害者がこれ以上発生しないことを願い、勇気を出した。今後、検察でキム・セウィの行為がサイバーレッカー犯罪と何が違うのか、公明正大に捜査することを願う」と伝えた。

◇ツヤン(Tzuyang)プロフィール

1997年4月25日生まれ、本名パク・ジョンウォン。2018年頃からユーチューバーとして活動。見た目とはギャップのある“大食い”動画で愛され、YouTubeチャンネル登録者数は1010万人(2024年7月現在)に上る。韓国ギャラップ社が2024年6月に発表した「韓国人が最も好きなユーチューバー」で1位を獲得しており、テレビ番組やCMにも出演して活躍。ゲームグラフィック&漫画アニメーション学科を卒業しており、絵がとても上手い。

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