「警護員に頭を殴打された…」CRAVITYの未成年ファンが涙の訴え、相次ぐ“過剰警護”騒動

2024年07月23日 話題

俳優ビョン・ウソクの“過剰警護”騒動が冷めやらぬなか、再び類似の問題が起きた。

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今回はボーイズグループCRAVITYの警護員に殴られ、脳しんとうの診断を受けたという未成年ファンの訴えが物議を醸している。

自身を未成年だと主張するAさんは最近、Xに「6月23日、CRAVITYが金浦(キンポ)空港に入国した当時、警護員に頭を殴打された。その後も数回にわたり暴力を加えられ、その場を離れたが、警護員が追いかけてきて“もっとやってみろ”という風に嘲弄した」と投稿。

Aさんは病院で脳しんとうの診断を受け、当該警護会社を警察に通報したという。

被害者親子は怒り

CRAVITY
(写真=STARSHIPエンターテイメント)CRAVITY

この事件を、JTBCのニュース番組『ニュースルーム』が7月22日放送回で取り扱った。番組で公開された映像には、CRAVITYの警護員がファンを押しのけながら「出てこい」「何してんだ」と叫んでいる様子が確認できる。突然の出来事に、メンバーも驚いたようにファンを振り返ったりもした。

また、『ニュースルーム』では「ファンが抗議すると警護員はさらに強く威嚇した」と伝え、Aさんはインタビューで「その当時はとても怖く、その場を離れて家に帰ったが、帰ったら殴られた部位が、頭が痛くて…」と吐露。

Aさんの母親は「腹が立つ。他人の家の大切な子なのに。誰かを保護するとしても、誰かに暴力を働くということは理解もできないし、親の立場としては非常に残念だ」と心境を明らかにした。

CRAVITY
(画像=『ニュースルーム』)

一方、問題の警護員は『ニュースルーム』に、「Aさんの手を上げただけで、殴る意図はなかった」とコメント。Aさんが警護員を暴行の疑いで告訴したことで、警察は空港の監視カメラ映像の確保に乗り出した状況だ。

CRAVITYの所属事務所STARSHIPエンターテインメントは、「6月23日、CRAVITYが日本公演とプロモーションを終えて帰ってきた空港で、アーティストの警護業務を遂行中だった警護員の適切でない行動が物議を醸した点について、被害を受けた方々、ファンの皆様に深く謝罪申し上げる。当社は当時の事案を認知した直後、当該警護業者とのCRAVITYの現場における警護関連の協力関係を終了した」と立場を明らかにしている。

それとともに、「今後は再発防止のための警護プロトコルおよび教育手続きを用意し、ファンの皆様とアーティストの安全に万全を期する」と付け加えた。

相次ぐ“過剰警護”

最近の韓国芸能界では、今回のCRAVITYのケースのような“過剰警護”が問題となっている。俳優ビョン・ウソクが12日に出国する際には、警護業者が空港利用客にフラッシュを放ち、搭乗券の検査、ゲート遮断などの行動で論難になった。

ビョン・ウソク
(写真提供=OSEN)ビョン・ウソク

事件後、ビョン・ウソクの所属事務所のVAROエンターテインメントは、「アーティスト出国時、警護業務を遂行していた過程で利用客の皆さんが被害に遭うことが発生した点、深く謝罪申し上げる。空港利用客に向かってフラッシュをともした警護員の行動は、当社で認知したあと、止めてほしいと要請した。ゲート、航空券など現場の詳細な警護状況は当社が現場で認知できなかったが、すべての警護過程での望ましくないことに対して道義的な責任を痛感し、不快に感じた利用客の方々に頭を下げて謝罪申し上げる」と立場を明らかにした。

過激ファンが芸能人に被害を及ぼすという事件は珍しくなくなったが、警護員が暴力を振るうというのは前代未聞だろう。ましてや、警護員たちは依頼人を守るため、常日頃から体を鍛えていると思われる。もしも今回の暴行が事実であれば、被害者の恐怖は相当なものだっただろう。

(記事提供=OSEN)

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