韓国スターの安全に赤信号が灯った。安全のために避けると非難され、避けなければ思わぬ事故に繋がりかねないような事態が続いている。
最近、ガールズグループIVEのウォニョンが非難を浴びている。そのきっかけは、海外でのスケジュールのウォニョンに、小学生と思われる男子が手を伸ばして腕に触ろうとした際、びっくりしながら避ける映像がSNSを中心に広がったためだ。
これにより、一部のママカフェ(子育てママたちの情報交換サイト)ではウォニョンの表情に「幼い子供に対して酷すぎる」という反応があがったことで物議を醸した。
また、GOT7のジャクソンも過激ファンの被害を受けたスターの一人だ。7月22日、タイ・バンコクでのイベントを終えたジャクソンは、ファンに挨拶をし、車に乗り込もうとした瞬間、ある女性ファンが彼のシャツを掴んで車の外に引きずり出そうとする仰天の出来事が起きた。
ジャクソンは突然の接触で車から引きずり出されそうになったが、近くの警備員によって女性の行動は阻止された。もしもジャクソンがそのまま車から引きずり出されていたら、重大な事故に繋がってもおかしくはない瞬間だった。ジャクソンは自身の体を確認したあと、再びファンに挨拶をしてその場を離れた。
このよう出来事が発生した一方で、事故を未然に防ぐための警備員の対応が、“過剰警護”という単語で批判を受けるケースもある。
7月11日、ボーイズグループ&TEAMが日本へと向かう際、金浦(キンポ)国際空港には彼らを一目見ようとファンが足を運んでいた。この時、&TEAMの警備員たちは傘を広げてメンバーたちを隠して移動していた。
この行動に対して一部のファンは、ファンに向かって高圧的に接する警備員の行動を問題視し、ファンを押しのけて威嚇的に行動する態度に批判の声を上げた。
それだけでなく、12日にはBTSのJUNG KOOKがアメリカへと向かうために仁川(インチョン)国際空港に姿をあらわした時にもアクシデントが起きた。当時、JUNG KOOKはファンに向かって手を振りながら出国場に移動したのだが、この時、JUNG KOOKの後ろに一人の女性が突然飛び込んだ。警備員は素早く対応し、この女性を止めていた。
出国時にこのような事件があったにもかかわらず、24日の帰国時にも事故が起きた。迎えるファンでいっぱいになった同空港でJUNG KOOKは、ファンに向かって挨拶とポーズを取ろうとしたが、急いでファンが押し寄せてきたことで両手を広げて注意しろというモーションを取っていた。結局、JUNG KOOKは押し寄せるファンによって倒れる危機に直面してしまった。
結局、現場の映像が広まると、ファンの間では空港の秩序を心配する声が溢れ出ることに。最近、スターの安全面に注目が集まっていたこともあり、ファンの心配がさらに大きくなったわけだ。
このように、スターたちは数人の警備員がついていても思いもよらぬ事故に巻き込まれる可能性がある。他人の突然の行動を避けたり、安全に備えるための警備員の行動が非難される場合も増えており、より心配を抱かせる。
避けると悪口を言われ、防がなければ事故に繋がる可能性が高くなる中、より厳しいスターの安全対策の必要性が叫ばれている。
(記事提供=OSEN)
■【画像】JUNG KOOKの“夢”とは?『Seven』で得た自信
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