BTSのJINがパリ五輪の聖火リレーでランナーを務めた。
JINは7月14日(現地時間)20時頃、フランス・パリのルーブル博物館内に設けられた聖火リレーセンターから、ファンの前に姿を現した。
ルーブル博物館の前には聖火リレーで走るJINを一目見るため、朝早くからファンが集まっていたと伝えられた。
JINが聖火を持って姿を現すとファンは「キム・ソクジン」を連呼して歓声を上げ、JINは恥ずかしそうに笑ってファンに手を振って挨拶した。
警察の護衛を受けながら近隣のリヴォリ通りに移動したJINは、そこで聖火を渡され、ファンが待っているルーブル博物館の前まで再び行進した。
JINは聖火リレーが終わったあと、映像メッセージを通じて「今日、聖火リレーに参加できたことをとても光栄に思う。僕が聖火リレーで走れるようにしてくれたARMY(BTSファン)の皆さんに心より感謝申し上げる」と心境を明らかにした。
今回のJINの聖火リレー参加は、オリンピックの公式スポンサーであるサムスン電子との縁で実現したとされている。JINが所属しているBTSは、2020年からサムスン電子のスマートフォン「Galaxy」の広告モデルを担当している。
JINの熱心な仕事ぶりは聖火リレーのあとも続く予定だ。
先日の『2024 FESTA』を通じてファンと再会したJINはソロアルバムを予告し、全世界のファンの関心を集めている状況。BTSの完全体復活まで時間があるだけに、ソロ活動でファンと疎通していく予定だ。
また、JINは異例となるバラエティ出演も続ける計画だという。
JINはすでにMBCバラエティ『ゆっくり休めば幸せ』の収録を終えている。同番組は無人島で繰り広げられる極楽の休息を描くバラエティ番組で、JINは有名シェフのイ・ヨンボクとの縁で録画に参加したと知られた。
BTSのバラエティ出演はさほど多くないだけに、JINの出演も大きな期待を集めている。除隊後、バラエティ出演するのが初めてであるだけに、ファンにも特別なプレゼントになるものと見られる。
◇JIN プロフィール
1992年12月4日生まれ。本名キム・ソクジン。BTSの最年長メンバーで、グループ内ではボーカルを担当している。高校生の頃にドラマ『善徳女王』を見て俳優キム・ナムギルの演技に感動し、一時は役者を目指していた。通学途中にスカウトされたことでBig Hitエンターテインメントの練習生となるが、実は中学時代に一度韓国屈指の有名事務所SMエンターテインメントにスカウトされている。一次審査合格の通知が届いたが、詐欺だと思って断ったというエピソードはファンの間でも有名。兵役のため2022年12月13日に入隊。陸軍第5歩兵師団の新兵教育隊助教として軍生活を送り、2024年6月12日に除隊した。
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