韓国tvNドラマ『愛の不時着』が、ストーリーはもちろん、視聴率でもハッピーエンドを迎えた。
韓国の女性と北朝鮮の将校の間に芽生えたロマンスという、独特で破格の背景設定をベースに、興味津々な展開と俳優たちの熱演が加わって反響を巻き起こした『愛の不時着』。
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主人公カップルがスイスでドラマチックな再会を果たすというハッピーエンドとなった最終話は、平均視聴率21.7%、最高視聴率24.1%を記録し、同局の最高ヒット作『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』の最高視聴率20.5%を塗り替えた。
本作は、放送前から俳優ヒョンビンと女優ソン・イェジンの共演はもちろん、『星から来たあなた』『青い海の伝説』などで“売れっ子脚本家”の仲間入りを果たしたパク・ジウン脚本家の新作としても話題を集めていた。
コミカル要素と切ないロマンスを混じえたストーリーが得意なパク・ジウン脚本家は今回、ファンタジー要素が強かった『青い海の伝説』より現実感覚を強化しながらも、奇抜の想像力を加えてもう一つのヒット作を生み出した。
パク・ジウン脚本家の強みの一つは、俳優である。彼女は自分の作品に最も適した俳優を起用すことで有名だ。
『愛の不時着』では、演技力と人気を兼ね備えた俳優ヒョンビン、女優ソン・イェジンに加え、サブカップルとして俳優キム・ジョンヒョン、女優ソ・ジヘを起用し、隙間のないストーリーを完成した。
もちろん、クールな男性主人公や、高慢なヒロインの“ギャップ”など、以前の作品で見慣れた要素も存在したが、それでも『愛の不時着』はそれらを新たな方法で繰り広げた。設定などを現実により近づける方法で自身のカラーを固めた上に、拡張性も確保し、視聴者の反響と共感を呼ぶこととなった。
ドラマ関係者は、「北朝鮮という難しい素材にもかかわらず、パク・ジウン脚本家はしっかりとした調査に基づいて得意とするラブコメを重くない方法で描いた。本当にお見事だった」と話している。
多くの視聴者に笑いと感動を与えた『愛の不時着』は、日本Netflixにて2月23日から全話配信予定。
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