読売ジャイアンツ元投手の父親と国民的女優だった母親を幼くして失った歌手のZ.flat（本名チェ・ファンヒ）が、母の死後も面倒を見てくれる芸能界の“叔母たち”に会った。
歌手兼女優のオム・ジョンファのYouTubeチャンネルには7月7日、「オムメージングデートEP.2 with ホン・ジンギョン＆ Z.flat」というタイトルの動画が公開された。
動画でオム・ジョンファは、親友のホン・ジンギョンと、チェ・ジンシルさんの息子Z.flatを招待し、クラッカーやカナッペ、ナチョスなどでもてなした。Z.flatの母と親友だったオム・ジョンファとホン・ジンギョンは、10年以上も彼と妹の面倒を見ている。
“叔母たち”に会ったZ.flatは、20歳から音楽を始めたと話した。オム・ジョンファは「私たちは、ファンヒ（Z.flatの本名）は演技をやりそうだと言っていたが」と述べた。Z.flatは「多くの方々がそうだった。今も演技することを望む方々もいるが、音楽に集中したい。今回のアルバムを一生懸命作った。夏を狙って作った。反応も良かった」と笑顔を見せた。
ホン・ジンギョンは、オム・ジョンファのコンサートを褒め称えた。彼女は「姉さんのコンサートがすごかった。本当にヒット曲が多かったよ。私の後ろの席が（HYBEの）パン・シヒョク議長だった。ずっと立っていないといけないのに、議長の前が見えなくなると…」などと、エピソードを公開した。
オム・ジョンファは、「ずっとコンサートをしたい。演技のほうだけ会社があったが、アルバム側にも会ってみようと思う。最近は時間がある」と明らかにした。ホン・ジンギョンは「姉さんはトーカーとして魅力がある。最近、トークショーの進行がみんな上手だね。姉さんは韓国の風景画の余白の美のように。その余白があまりにも貴重だ。姉さんは飾り気なく、そのままでしょう。とても魅力がある」と褒め称えた。
Z.flatは「次の歌を悩んでいる。今回の歌は季節を合わせたけど、次の歌はいつでも聞けるように。音楽は一人で作る。今回の歌も。もともと会社があったが、今年の初めに出た。初めて一人でやった。すべて自分にお金が入るから、初めて自分のお金をかけた。会社を辞めたからといって、すぐに他の会社に入ろうとはせず、一人でやってみたかった。下手にどこかと契約したくなかった」と強調した。
これに対してホン・ジンギョンは「ファンヒ、後で曲が出たらジョンファ叔母さんとジンギョン叔母さんがフィーチャリングで一度参加したらダメ？ 叔母さんたちとフィリピンに行って、日焼けする歌詞で一度書いてみよう。夏のテンポを入れて」と頼んだ。オム・ジョンファがオッケーを叫ぶと、Z.flatも乗った。
叔母たちは「最初から最後まで子供一人でやるから感心だ」と褒めた。ホン・ジンギョンは「ありがたいことに、話したことを聞き流すこともできるのに、私の言うことに耳を傾けてくれた。また話してあげたいし、教えてあげたい。すべての叔母さんがそうだ。何かあったとき、叔母さんたちと相談して連絡しよう」と、Z.flatへの愛情を示した。
オム・ジョンファは自分の用意した食べ物をおいしく食べるZ.flatを見て、「ダイエットしているの？以前、ジンギョンがダイエットしろと言ったそうだ」と尋ねた。ホン・ジンギョンは「久しぶりに会ったが、こんなに太っていた。あの時、彼が放送に出る計画があったから。衝撃療法として話してあげようと思った」と当時を振り返った。
これに対してZ.flatは「そのとき、『画面に一般人のように出てくる。あなた、ここで痩せないと芸能人にはなれない』とおっしゃった。当時は僕が太るだけ太っていた。叔母さんの話を聞いて鏡を見たら、本当に太っていたよ。あごのラインもなかった。深刻だと思って痩せた。あの言葉をありがたく思う。私の人生のアドバイスのひとつ」と言って明るく笑った。
（記事提供＝OSEN）
◇Z.flat プロフィール
2001年8月3日生まれ、本名チェ・ファンヒ。ラッパー、歌手。2020年にシングル『Designer』をリリースしてデビューした。母は韓国の国民的女優だったチェ・ジンシルさんで、父は読売ジャイアンツでもプレーしたプロ野球選手のチョ・ソンミンさん。両親は2000年に結婚したが、2004年に離婚。その後、母チェ・ジンシルさんは2008年に、父チョ・ソンミンさんは2013年に突然この世を去っている。妹はインフルエンサーのチェ・ジュンヒ。
■【写真】チェ・ジュンヒ、国民的女優だった母親と「そっくり」
前へ
次へ
