最近、元恋人とドロ沼争いを展開しているバスケットボール選手ホ・ウンだが、告訴は悪手だったのだろうか。
7月4日に韓国で放送された時事番組『事件班長』(原題、JTBC)では、ホ・ウンと元恋人Aさんの話が取り扱われた。
先立ってホ・ウンは6月26日、恐喝未遂、脅迫、ストーカー犯罪の処罰などに関する法律違反、麻薬類管理に関する法律違反などの容疑でAさんを告訴した。
ホ・ウン側によると、彼とAさんは2018年末に知人の紹介で出会い、恋人関係に発展した。交際3年間で、Aさんは2度も妊娠したという。
最初の妊娠でホ・ウンは一生の責任を負うと言ったが、Aさんが中絶することを決めた。2回目の妊娠ではAさんが結婚を要求したが、ホ・ウンは断って理解を求めた。ホ・ウンの説得の末、Aさんは2回目の中絶手術を受けた。
しかしその後、Aさんはホ・ウンの私生活をメディアやSNS、所属チームに暴露すると脅迫し、3億ウォン(約3500万円)を要求したそうだ。
『事件班長』でAさん側は、2021年にホ・ウンから暴行、性的暴行を受けたと主張。ホ・ウンとあるホテルのバーで会うも喧嘩して殴られ、歯が折れたと明かした。
その後、ホ・ウンは通りすがりの人に見られるとAさんをホテルまで連れて行き、性行為を強要。これにより2度目の妊娠をすることになったという。
録音記録でAさんは、「認めて謝れば事件にしないと言ったはずなのに、無視しなかったか。あなたが私を殴って歯が折れ、あなたのイメージのために病院に一度も連れて行かず、中絶させた」と述べた。
続いてAさんの弁護人は、「和解して中絶手術をし、旅行も一緒に行った。3億ウォン(約3500万円)をくれという故意の恐喝が成立するためには、3億ウォンを要求するための計画的な行動がなければならない。(当時)怒ったので終わりであり、その後は何の恐喝の証拠もない。そして旅行に行く。これが本当の故意の恐喝か。(ホ・ウンが)口座番号をくれと言ったこともない」と話した
また、ホ・ウンの執着とストーキングに苦しめられたのはAさんだとも。Aさんは警察に陳情書を提出し、ホ・ウンの母親に息子を止めてほしいというメールまで送ったと主張した。
元恋人を告訴するなど、先手の対応を取ったはずだったホ・ウン。しかし、その後に続々と暴露されていることで、旗色が悪い状況。広告からも消され、バラエティ出演も霧散するなど、その影響は相当なものだ。
(記事提供=OSEN)
◇ホ・ウン プロフィール
1993年8月5日生まれ。185cm、82kgのプロバスケットボール選手。2014年に原州DBプロミに入団してプロ生活を開始。以降、韓国プロバスケのオールスター投票を総なめにするほど、リーグ最高の人気選手へと成長。2023-24シーズンは、釜山KCCイージス(2022年に移籍)のガードとしてチームの優勝に貢献し、MVPまで受賞した。スポーツタレントとしても活動。父親は選手や監督を務め“バスケ大統領”の異名を持つホ・ジェ、弟のホ・フンもプロバスケ選手。
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