韓国の人気男性誌『MAXIM KOREA』が、“NewJeansの母親”ことADOR(アドア)のミン・ヒジン代表の記者会見をパロディして注目を集めている。
韓国では5月30日、女性モデルのハン・ジナらとともにした『MAXIM KOREA』の撮影カットが公開された。
ハン・ジナは1993年1月22日生まれの31歳。『MAXIM KOREA』によるモデル選抜大会「MISS MAXIM CONTEST」2019年大会の準優勝者で、現在は『MAXIM KOREA』のモデルのほか、ユーチューブで動画投稿を行うなど、インフルエンサーとして人気を集めている。
今回公開された撮影カットのなかで、ハン・ジナは最近の“記者会見ルック”と呼ばれる青い帽子にストライプ柄のTシャツを合わせた衣装姿を披露している。
この服装は、現在HYBE(ハイブ)との対立で注目を集めるADORのミン・ヒジン代表が、去る4月25日に開いた緊急記者会見で着用した服装に似せたものだ。
若干の違いはあるとはいえ、ほぼ完璧とも言えるシンクロ率を誇っており、写真を見る面白さを加えている。
また、ミン・ヒジン代表だけでなく、歌手ナ・フナや歌手パク・ジュンヒョン、俳優チェ・ミンス、歌手ソ・ジヨンなど韓国全土を騒がせた著名人の記者会見を、ハン・ジナ独自のスタイルでパロディ化し、撮影が行われた。
「最初に企画を聞いたときは、色んな人の演技をしなければならないことへの負担があった」というハン・ジナは、「当時の場面を完璧に真似するよりは、誰が見ても連想できるように、自分だけの魅力を加えて新しく解釈した」と伝えた。
続けて、「最近は色んな人に会いながら、自分の声を大にして所信のある発言をすることが難しく、すごいと感じている。今回の撮影のメインとなったミン・ヒジンの記者会見を見て、“人生はミン・ヒジンのように”と思った」と、自身の率直な考えを明らかにした。
撮影を担当した『MAXIM KOREA』ディレクターのキム・ハンソルは、「撮影のコンセプトとして多様なキャラクターを消化しなければならず、多少のコミカルさもあったため、モデルの渉外について悩みが多かった。撮影をともにしたジナさんは、普段から愛嬌のある性格と格別な才能を持っている。だから、今回の撮影を最も魅力的に消化できるモデルだと思った」と、ハン・ジナ起用の背景を伝えた。
ミン・ヒジン代表の記者会見などをパロディしたハン・ジナの撮影カットやエピソードは、『MAXIM KOREA』6月号で見ることができる。
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