まだ2024年が半分も過ぎていないが、韓国芸能界では離婚を知らせるスター夫婦が続出している。
今年に入ってから現在までに、なんと10組もの夫婦が離婚を経験することになった。今年に入って離婚を発表したカップルを見てみよう。
女優のファン・ジョンウムは2016年2月に、ゴルフ選手兼事業家のイ・ヨンドンと結婚。2017年3月に長男を出産し、幸せな家庭を築いた。しかし2020年9月、結婚4年目にして離婚調停申請書を裁判所に提出したと明らかにし、驚かせた。
それでもファン・ジョンウムとイ・ヨンドンは離婚調停中にお互いの立場の違いを理解し、深い対話を通じて再び夫婦の縁を継続することにした。そんななかでプレゼントのように、2人目を出産した。だが、この幸せは長続きしなかった。
今年2月に再び離婚すると発表し、現在ファン・ジョンウンは夫の浮気を暴露しながら訴訟を進めている。
歌手のBENも結婚3年で離婚した。2020年8月にW財団理事長のイ・ウクと婚姻届を提出したBENは、2021年に結婚式を挙げた。
彼女は2023年2月に娘を出産したが、同年12月末に離婚調停申請書を提出し、あとは最後の離婚申告だけを残している状態だという。“即決離婚”はもちろん、帰責事由が夫側にあるという主張もホットだった。
映画『犯罪都市』やNetflixドラマ『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』で認知度を得た俳優ホ・ドンウォンも、結婚1年で破局を伝えた。2023年3月に一般女性と結婚式を挙げたが、わずか1年で離婚することにし、残念な気持ちを抱かせた。現在、彼は新しいドラマ『ノー・ウェイ・アウト』(原題)にキャスティングされ、仕事に集中していると知られた。
3月には、ガールズグループJEWELRY出身の歌手ソ・イニョンの離婚が公開された。出会って7カ月の2023年2月に事業家の男性と結婚したソ・イニョンだったが、半年ほどが過ぎた同年9月、離婚訴訟中と報じられてイシューの中心に立った。当時は葛藤があるとだけ認め、離婚ではないとしていたが、現在、ソ・イニョンは夫と別れることを決めた状態だ。
その1週間後には、俳優イ・ボムスと通訳者イ・ユンジンの離婚ニュースが伝えられた。2人はすでに2023年12月に一度、離婚説が浮上したことがある。イ・ユンジンは昨年末、イ・ボムス側に協議離婚を要求したが、円満な合意ができず、最終的に離婚調停を申請したとし、SNSを通じて暴露を続けたりもした。
声優兼タレントのソ・ユリも最近、ライブ配信を通じてMBCドラマプロデューサー出身のチェ・ビョンギルPDとの離婚について言及した。SNSにも書き込み、結婚期間中の財産上の被害を強調したりした。一方でチェ・ビョンギルは『OSEN』との通話で、「まだ離婚調停段階ではあるが、財産上の被害は私のほうが大きな状況」と反論し、“ドロ沼”を予告している。
また4月には、バンドDAYBREAKのイ・ウォンソクが離婚していたことを告白。彼は「2021年、2度の大きな別れを経験して私は再び一人になった。もう二度と一緒にいられない別れ。そして、お互いにそれぞれの人生を選択した別れ」とし、3年前の離婚を今になって打ち明け、ファンを悲しませた。
女優のソヌ・ウンスクは、2022年10月に4歳年下のタレント、ユ・ヨンジェと超高速で結婚したが、ドロ沼離婚争いに巻き込まれることになった。ユ・ヨンジェをめぐる二股疑惑などが浮上したのだ。ソヌ・ウンスクは去る4月、「2023年から5回にわたり、(私の)姉を相手にかんばしくない身体接触を加えるなど強制わいせつした疑惑で、ユ・ヨンジェを告訴した」と明らかにし、さらに大きな衝撃を抱かせた。
また、女優のオ・スンヒョンも1年前に離婚していた事実を後になって知らせた。去る4月、彼女はSNSを通じて「はい、そうです。昨年の春、つまり1年前に結婚生活を整理しました」と伝えた。そして「子供はいません。あまりにも痛くて、とても慎重だったので後悔はない。皆さんにも私にも優しい春になることを願っています」と慎重に告白した。
バラエティ番組『パパどこ行くの』(原題)で愛された歌手のユン・ミンスも、離婚を経験することになった。ユン・ミンスの妻は5月21日、SNSに「私とユヌ(息子)の父親(ユン・ミンス)は幼い頃に出会って結婚し、大変だったときもうれしいときも一緒に過ごしながら、家族との関係が変わらないよう最善を尽くしたが、ここまでにすることに決めた」と明かした。ユヌの両親としては最善を尽くすことを約束した。
2024年上半期の人気ドラマは断然『涙の女王』(tvN)だった。ホン・ヘイン(演者キム・ジウォン)とペク・ヒョヌ(演者キム・スヒョン)が結婚3年目の夫婦の離婚危機を乗り越え、再び愛し合う切ないロマンスを描いて爆発的な人気を得た。
しかし現実は、それほど甘くはないようだ。2024年が半分も過ぎていないなかで、10組ものスターが離婚を選択したように、苦々しいばかりだ。
(記事提供=OSEN)
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