韓国の最大手芸能事務所HYBEが傘下レーベルで、NewJeansの所属事務所であるADORのミン・ヒジン代表の主張に強く反論した。
【注目】NewJeansメンバーの両親がHYBEに送った“メール”
5月13日、HYBEは公式立場を発表し、「あるメディアが報道したNewJeansの両親が当社に送ったというメールについて説明する」と切り出した。
HYBEは「当社は4月3日にそのメールを受け取り、4月16日に盗作ではないという点などをすでに返信した」とし、「ADOR事態の始まりが“挨拶を受けないなど冷遇から始まった”という内容も一方的な主張であり、事実ではないことを申し上げる」と強調した。
また、「ミン・ヒジン代表が本人の欲望のために、自分の戦いにアーティストとアーティストの家族まで引き入れる旧態について非常に残念に思う」とし、「両親が送ってきたというメール自体が両親ではなく、L副代表とミン代表が作成した点などを証拠として確保している」と説明した。
そして「世論をごまかそうとせず、アーティストの価値保護のために自重することをもう一度うながす」と締めくくった。
先立って同日、とある韓国メディアは4月3日にミン・ヒジン代表がHYBEに送ったメールを公開した。
そのメールには、NewJeansの両親一同からの“意見書”が含まれていた。両親らは「新人ガールズグループILLITがNewJeansのコンセプトを意図的に模倣した」「NewJeansのメンバーたちが社内でパン・シヒョク議長に会うたびに、パン議長がなぜメンバーたちを知らないふりをして、挨拶も無視する」「HYBEがNewJeansを尊重していない状況が様々な事件から明らかになっている」などと主張した。
対立するHYBEとミン・ヒジン代表の攻防が、ますます激しさを増している状況といえる。
ミン・ヒジン代表を解任させるための臨時株主総会が5月31日に開かれる予定で、ミン・ヒジン代表側は裁判所に、ADOR株の80%を持っているHYBEの議決権行使を阻止する仮処分を申請した状態だ。
HYBEの公式立場全文は、以下の通り。
◇
HYBEからお知らせします。
13日、あるメディアが報道したNewJeansの両親が当社に送ったというメールについて説明します。
当社は4月3日にそのメールを受け取り、4月16日に盗作ではないという点などをすでに返信しました。
ADOR事態の始まりが「挨拶を受けないなど冷遇から始まった」という内容も一方的な主張であり、事実ではないことを申し上げます。
当社はミン代表が本人の欲望のために、自分の戦いにアーティストとアーティストの家族まで引き入れる旧態について非常に残念に思います。
当社は、HYBEを攻撃するメールを送ろうということ自体が、経営権奪取および私益追求のための計画のひとつとして始まった点、ミン代表本人が問題提起すれば株主間契約の違反になるので両親を前面に出そうと話した点、両親が送ってきたというメール自体が両親ではなくL副代表とミン代表が作成した点などを証拠として確保しています。これを捜査機関と司法機関に証拠として提出する予定です。
当社は私益追求のためにアーティストたちを盾にし、両親まで前面に押し出すミン・ヒジン代表の行動に慨嘆を禁じえません。世論をごまかそうとせず、アーティストの価値保護のために自重することをもう一度促します。
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