中国最大手の通販サイト「AliExpress(アリエクスプレス)」で、K-POPアイドル関連の“偽グッズ”が大量に流通している。
【画像】200万円超え!? 中国でIVE・ウォニョンの“毛”が競売に
同サイトで「NewJeans」「IVE」など人気グループを入力して検索したところ、偽グッズが大量にヒットし、いずれも良い売れ行きを見せていることがわかった。
詳しく見ると、フォトカードやペンダント、キーリング、Tシャツ、ニットキャップなど、さまざまなグッズが低価格で販売されている。
例えば「NewJeans」で検索すると、グループのシンボルキャラクターと類似したウサギの模様が入ったキーリング、Tシャツ、ニットキャップなどが多くヒットする。
この事象について、「韓国広報専門家」を自称する誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は次のように指摘している。
「最近、韓国国内外の多くのK-POPファンが似たような情報提供をしてくれたので、確認をしてみた結果、多くの商品が偽物として販売されていた。この価格であれば、K-POPスターの所属事務所と肖像権及び著作権を協議した状況ではないことは誰もが認知できる」
「これまで中国は、『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』『イカゲーム』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』など、世界的に人気のあるK-ドラマを違法ダウンロードし、“泥棒視聴”することが日常化してしまった」
「より一層呆れたのは、ドラマに登場した韓流スターの肖像権を勝手に使用し、偽グッズを作成して販売し、自分たちの収益構造にしてきたということだ」
ソ・ギョンドク教授は、韓国の文化商品を守るために積極的な取り組みが必要であると強調した。
「今後は韓国の消費者も気を引き締めなければならない。何より、政府の積極的な対処も必要な時点だ」という教授は、「良いコンテンツを作ることだけに気を使うのではなく、全世界で保護を受けられる良いシステムを構築することにも神経を使うべきだ」と力を込めた。
■【画像】「国に帰れ」“韓国式挨拶”しなかった中国人K-POPアイドルに批判殺到
前へ
次へ