傘下レーベルADORのミン・ヒジン代表の解任に対する親会社HYBEの臨時株主総会許可審問に注目が集まった。
【写真】渦中のNewJeans・ミンジ、笑顔なくイベント参加
4月30日午後、ソウル西部地方裁判所ではミン・ヒジン代表解任のためのHYBEの臨時株主総会許可審問期日が開かれた。非公開で行われた同日の尋問は、約30分で終了した。
審問後、ADOR側の法律代理人は、来る5月10日までに理事会が開かれ、5月末に株主総会が開かれると明らかにした。また、追加の立場は5月13日までに裁判所に提出するとも付け加え、所属グループNewJeansのカムバックを準備する過程に差し迫っている裁判日程について訴えた。
そんななかで急速に進行された尋問について、様々な推測が提起されたりもした。ただし臨時株主総会を推進するHYBE側は、「法によって判断されなければならない」との立場を守っていると知られた。
先立ってHYBEは4月22日、ミン・ヒジン代表とADOR役員陣の「経営権奪取」の状況を捕捉したと明らかにした。これと共にHYBE側は、ADOR経営陣を交代するための理事会を要請する一方、内部監査を行った。
特に4月25日にHYBEが明らかにした中間監査結果によると、ミン・ヒジン代表の主導でHYBEからADORの経営権奪取計画が樹立されたという具体的な証拠が確保されたとし、衝撃を与えた。
しかしミン・ヒジン代表は同日午後、緊急記者会見を開いて疑惑を否定。彼女は記者会見で、HYBEに対して内部告発をしたら監査を受けたとし、証拠として知られた文書は私的な対話メモに過ぎないと反論した。さらにNewJeansのカムバックに集中したいという意思を明らかにした。
だがHYBEは、ミン・ヒジン代表とADOR副代表を業務上背任などの容疑で告発し、辞任を促した。その後、臨時株主総会を招集しようとしたが、ミン・ヒジン代表がこれに応じず、不発に終わった。
HYBEは現在、ADORの持分80%を保有しており、臨時株主総会が開かれれば、ミン・ヒジン代表と経営陣に対する解任を進めることができる。しかしミン・ヒジン代表側が背任容疑について否定しているため、引き続き真実をめぐる攻防が続いている。
4月27日に新曲『Bubble Gum』を公開したNewJeansが、新シングル『How Sweet』で5月24日にカムバックする予定であるだけに、HYBEの尋問期日に対する裁判所の判断に注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)
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