女優のチュ・ソンオクさんが亡くなった悲報が遅れて知らされ、多くの人々を悲しませている。
さらに彼女は最後まで、臓器提供を通じて新しい生命を生かしており、感動を呼び起こしている。
4月18日に伝えられたところによると、チュ・ソンオクさんは4月4日の演劇の練習中、突然倒れた。病院に運ばれたが、脳出血の診断を受け、最終的に意識を取り戻すことができなかった。享年38歳。
殯所はソウル大学病院の葬儀場3号室に設けられ、4月13日7時に出棺が行われた。
彼女が倒れてから5日後に脳死判定が下されると、家族は故人の意思に従って臓器提供に同意した。
これによって心臓と肺は男性患者に、肝臓と左右の腎臓は女性患者に提供された。眼球の移植手術も控えている状況だ。3人を救うことになる。
チュ・ソンオクさんの死はあまりにも突然のことだったが、その最後は誰よりも美しかった。
とある同僚は「星になった美しい名俳優チュ・ソンオク、私たちのソンオクが多くの方々に良い分かち合いをして空に旅立ちました」と、残念な心境を表わした。オンライン上では「本当に良い俳優さん、ご冥福を祈ります」など追慕の声が絶えない。
1986年生まれのチュ・ソンオクさんは、2010年に演劇でデビュー。『ハカナ』『オオカミは目玉から育つ』『権力に対抗して真実を叫べ』(いずれも原題)などの作品を残した。
(記事提供=OSEN)
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