SMエンターテインメントで長らく活躍してきた人気グループのメンバーが、相次いで契約を終了させる歩みを見せている。
最近、多くのK-POPアイドルがグループ活動は元の所属事務所で継続するが、個人活動は別の事務所で行う「別々に、時に一緒に」戦略をとる傾向が増加している。BLACKPINKが典型的だ。
既存のグループ活動はもちろん、新しく自由な環境で個人活動を始め、“二兎”を得ようとする計画といえる。
SMエンターテインメントの古参として知られるSUPER JUNIOR、EXO、SHINeeなども最近、一部のメンバーが違う事務所で個別活動を始めており、注目を集めている。
SUPER JUNIORは2023年7月に、SMエンターテインメントと再契約を締結した。しかしウニョク、ドンヘ、キュヒョンは個別活動については再契約せず、新しい事務所への移籍を決めた。
デビュー18年で、グループは大きな変化を迎えたわけだ。
2011年から「SUPER JUNIOR-D&E」としてユニット活動を繰り広げてきたウニョクとドンヘは個人事務所を設立し、日本におけるマネジメントはワーナー・ミュージック・コリアと手を組んで進めている。
キュヒョンはユ・ジェソクなどが所属する「アンテナ」に移籍し、ソロ歌手として存在感を発揮している。今年1月にはEP『Restart』を発表しており、ステージと放送を行き来しながら活発な活動を繰り広げている。
EXOも一部メンバーがSMエンターテインメントとの契約を終了させ、新しい事務所への移籍を選択した。
2023年11月、D.O.(ト・ギョンス)がデビュー時から共に過ごしたマネージャーと独立して設立した新生会社「カンパニーSoosoo」に移籍。ベクヒョンも独立レーベル「INB100」を設立し、チェンやシウミンと共に個別活動を始めた。
D.O.は演技とバラエティに続き、ソロアルバムを準備しており、ベクヒョンはソロファンミーティングやコンサートなどでファンと会っている。
さらに3月5日には、SHINeeのテミンとオンユが16年を共にしたSMエンターテインメントとの専属契約を終える報じられ、大きな話題を集めた。
報道によると、テミンは3月末にSMエンターテインメントとの契約を終了し、BIG PLANET MADEに移籍するという。またオンユは今年上半期に、SMエンタとの専属契約を終えると伝えられた。
テミンの移籍説と関連してBIG PLANET MADE側は『OSEN』に、「テミン氏との契約と関連して決定されたことはない」とだけ公式立場を伝えた。
SMエンターテインメントも「テミンとの専属契約は3月末に終了し、今後の去就についてはまだ確定前で、多角的に考えていると聞いた」と言葉を慎んだ。
またSMエンタ側は、SHINeeの今後の活動について「SHINeeの活動はSMで変わらず持続し、個別活動の契約はメンバー各自が望む方向で決定される予定」と説明した。他のメンバーについても「ミンホとキーは、グループはもちろん、個別活動に対しても当社と肯定的に議論しており、オンユは様々な方向を開いて模索中」と伝えた。
長らくSMエンターテインメントに所属してきた人気メンバーたちが、一人、二人と新しい歩みを始めている。彼らがどんな個人活動を見せるか、そして本当にグループ活動が行われるのか、今後が注目される。
(記事提供=OSEN)
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