タレントのパク・スホン(53)と実兄夫婦の再会が不発に終わった。
パク・スホンは裁判に出席せず、実兄夫婦は公判に出席した。
1月10日、ソウル西部地裁・刑事合議11部は、パク・スホンの実兄A氏夫婦の特定経済犯罪加重処罰などに関する法律(横領)違反の容疑で10回目の公判を行った。
この日の裁判では、パク・スホンの実兄A氏夫婦に対する被告人尋問後、結審公判が進行される。昨年3月、4月に開かれた公判に証人として出席したことがあるパク・スホンは、今回の公判には出席しなかった。兄弟の再会が不発に終わったなか、実兄夫婦は出席した。
実兄A氏は子供のいないパク・スホンが運営する会社の法人カードで、塾の教育費やヘルスクラブなどへの支出があったことについて「福利厚生」と主張した。
また、法人カードをネットカフェで多数利用したことについては「事務室がなくネットカフェに行って仕事をした。ゲームは苦手で、検索もして資料のワードを作成した。1時間に1300ウォン(約130円)ほど決済し、食べ物の注文もできるということを知っている」と話した。
カード内訳のなかでキッズカフェ、塾教習、コンビニ、食堂、美容室などが出てくるという指摘には、「家族企業なのでそのように使っても良いと理解している」と話し、法人カードで商品券を決済して横領したという疑惑に対しては「商品券の決済はパク・スホンの知人にプレゼントを贈るために使った。残りはパク・スホンに使った。記念日の時、パク・スホンが知人、プロデューサー、同僚などにプレゼントを贈るようにと言ったので送った。パク・スホンにも全部話して使った」と主張した。
特にA氏は検察尋問の途中、不安定な心理状態を訴えたりもした。
彼は検察の質問にうまく答えられず、「今もメディア報道などによって胸が震える。拘束された後、不安定で、最近受けた健康診断も肝臓の数値が高く、うつ病もあり、対質尋問の際も頭が痛かった。今も耳鳴りがする。自分が何を言っているのかよくわからないほどだ」と話した。
なおパク・スホンの実兄A氏は、2011~2021年にパク・スホンのマネジメントを担当し、個人事務所の法人資金とパク・スホンの個人資金61億7000万ウォン(約6億1700万円)を横領した容疑で、2023年10月に裁判にかけられた。A氏の妻も一部の横領に加担した疑いで在宅起訴された。
また、2021年のパク・スホンの告訴で法廷争いが始まると、パク・スホンの出演料や法人口座からお金を引き出し、自分たちの弁護士費用として使った疑惑も受けている。
そんななかパク・スホンは、23歳下の女性キム・ダイェと2021年7月に婚姻届を提出し、2022年12月23日に結婚式を挙げた。
(記事提供=OSEN)
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