韓国ガールズグループFIFTY FIFTYの所属事務所ATTRAKTが、外注プロデューサーなどを相手に損害賠償請求訴訟を提起した。
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ATTRAKTは10月4日、公式立場を通じて「9月27日午後、ソウル中央地裁にThe Givers社、(その代表の)アン・ソンイルなどを相手に10億ウォン(約1億円)の損害賠償請求訴訟を提起した」と明らかにした。
訴状によると、FIFTY FIFTYの外注プロデューサーを務めたThe Giversのアン・ソンイル代表と、ペク・ジンシル理事は、ATTRAKTと締結した業務用役契約上の義務に違反しただけでなく、原告の業務を妨害したり、原告を欺いたり、原告の利益に反する背任的な行為をしたことで、原告に財産上の損害を与えたという。
アン・ソンイルはThe Giversの代表取締役として、ATTRAKTとプロジェクトマネジメント(PM)業務用役契約(2021年6月1日から2026年5月31日までの5年)を締結した当時、ATTRAKTが制作しようとした新人ガールズグループの開発、およびデビュープロジェクトのメインプロデューサーだった。
またペク・ジンシル理事はThe Giversの社内取締役として、PM業務用役契約により請け負ったプロジェクトの管理、および諸般の業務を遂行してきた。
ATTRAKTの関係者は「アン・ソンイル、ペク・ジンシルによる業務上背任、横領にともなう損害額、広告渉外や協賛拒絶など主要営業機会の喪失、そして彼らの上記債務不履行と不法行為により、自社とアーティスト間に直接的な紛争が発生して正常な芸能活動が進行できずにいる」とし、「今回の損害賠償請求金額は、ひとまず一部の金額を請求したものであり、今後の裁判過程で損害賠償請求金額を拡張する予定だ」と伝えた。
実際にATTRAKTに所属するガールズグループFIFTY FIFTYは、今年2月にリリースした『Cupid』が大ヒットし、一気にブレイクした。しかし6月19日、FIFTY FIFTYメンバーが所属事務所を相手に専属契約の仮処分訴訟を提起し、現在も活動中断状態だ。
なおATTRAKTは来年の上半期デビューを目標に、新しいガールズグループプロジェクトを準備している。
(記事提供=OSEN)
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