“不倫関係”にあるホン・サンス監督(62)が演出し、女優キム・ミニ(41)が主演を務める映画『私たちの一日』(原題)が公開される。
『水の中で』に続くホン・サンス監督の30作目の長編映画であり、恋人のキム・ミニが制作室長兼主演として参加した作品だ。
ホン・サンス監督の新作『私たちの一日』は、第76回カンヌ国際映画祭の監督週間閉幕作としてワールドプレミアを通じて上映された。来る10月19日、韓国で公開される予定だ。
先立って5月26日(現地時間)、ホン・サンス監督はフランス・カンヌのクロワゼット劇場で開かれた観客との対話および試写会に、俳優キ・ジュボンと参加。当初はキム・ミニと共にワールドプレミアに参加して観客の前に立つ予定だったが、キム・ミニが突然不参加となった。
そのため一部からは、2人の不仲説が提起されたりした。
この日、ホン・サンス監督は『それから』以来、6年ぶりにカンヌのレッドカーペットを踏んだが、恋人キム・ミニについて「彼女もとても来たがっていたが、かなり前に決まった約束があったので来られなかった」と短く立場を明らかにした。
そもそもホン・サンスとキム・ミニは2017年3月、映画『夜の浜辺でひとり』の韓国メディア試写会で「私たちは互いに愛する間柄」と認め、社会的に大きな波紋を呼んだ。ホン・サンスが妻と離婚していない、法的な既婚者だったためだ。今も妻との離婚は成立していない。
2人には“不倫関係”という現実があるが、気にすることなく映画作業を通じて熱愛を続けている。今年だけでも4月12日に『水の中で』が劇場公開され、その6カ月後に『私たちの一日』が披露される。
新作『私たちの一日』は公開されるが、ホン・サンスとキム・ミニの韓国活動はないものと見られる。すでに数年間、韓国での試写会に登場せず、『水の中で』の韓国試写会にも参加しなかった。
一方で、海外では映画祭に同伴参加し、デートを楽しむ姿もとらえられている。2人のツーショットがSNSやオンラインコミュニティに上がり、話題を集めるときもある。しかし韓国国内では否定的な世論によって温かい目を見つけることが難しいが、海外にいるときは雰囲気が違う。
代表的な例として、2月25日(現地時間)の第73回ベルリン国際映画祭に参加したホン・サンスとキム・ミニは、路上で優しくいたずらする姿が公開されて注目を集めた。
ドイツ・ベルリンの街で捉えられたホン・サンスとキム・ミニは、お互いに現地の伝統帽子をかぶせ、目を合わせるなど、ラブラブな姿を見せた。人通りの少ない夜の街であり、2人を探す人も少ない海外では、他人の視線を気にせず楽に行動した。
13作品目のコラボとなる『私たちの一日』が公開されるホン・サンスとキム・ミニ。8年間、韓国ではあらゆる“説”が飛び交っているが、依然として2人だけのマイウェイを歩み続けている。
(記事提供=OSEN)
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