知人から「詐欺容疑」で訴えられた日韓W杯4強戦士の“悪童”元Jリーガー、トラブル終結を事務所報告…原因は何だったのか

2025年11月09日 サッカー

かつて日本でもプレーした元サッカー韓国代表の“悪童”イ・チョンスが詐欺容疑で訴えられた騒動が、「円満な合意」を迎えたようだ。

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11月7日、イ・チョンスの所属事務所DHエンターテインメントは、最近騒動となった同氏の詐欺疑惑について「本件は告訴人A氏の誤解から始まったもので、11月7日、イ・チョンスとA氏は円満に合意した」と明らかにした。

続けて「事実関係を再確認した結果、告訴人は一部の内容を誤って認識していたことが確認され、被告訴人であるイ・チョンスに詐欺や欺瞞の故意がなかったことを認めた。そのため、告訴人A氏はこれ以上の捜査や処罰を望まず、告訴を正式に取り下げることとした」とし、「イ・チョンスとA氏は今回の件を誤解から生じたハプニングとして互いに理解し、円満に終えた。当社は今回の事件が整理された以上、これ以上の推測的言及や拡散がないことを願っている」とし、不用意な推測などの自制を求めた。

これに先立ち、済州(チェジュ)警察庁はイ・チョンスを特定経済犯罪加重処罰法違反(詐欺)の容疑で立件した。告訴状には、生活費名目の金銭取引や外国為替先物取引への投資勧誘に関する内容が含まれているとされた。告訴人A氏はイ・チョンスの長年の知人だった。

告訴状の内容によると、イ・チョンスは2018年11月、A氏に「自分には当面これといった収入がないので生活費を貸してほしい」と言い、「数年以内にYouTubeチャンネルを運営し、サッカー教室も運営する予定なので、少なくとも2023年末までにはすべて返済する」と主張したという。

また、「外国為替先物取引サイトに5億ウォン(日本円=約5317万円)を投資すれば、毎月の収益金を分配し、元金も返還する」として投資を勧誘し、これに応じたA氏が知人B氏に5億ウォンを送金したが、1億6000万ウォン(約1701万円)の返済しか受けなかったという疑惑も浮上していた。

イ・チョンス
イ・チョンス

イ・チョンスは1981年7月9日生まれの44歳。現役時代は総額750万円以上の罰金を受けるなど、韓国サッカー界屈指の“悪童”で知られた。

ただ、韓国代表としてワールドカップ2大会に出場し、2002年日韓大会ではベスト4進出を経験。2010~2011年には大宮アルディージャに在籍し、2年間でJ1リーグ通算43試合8ゴールを記録した。2015年11月に現役引退を表明し、以降は解説や仁川(インチョン)ユナイテッドの戦力強化室長などを経て、現在はユーチューブでの動画投稿などタレントとして積極的に活動している。プライベートでは2012年にモデルのシム・ハウンと結婚し、2013年6月に長女ジュウン、2020年1月に双子の長男テガン、次女ジュユルが誕生している。

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