BTS・RMが韓国法医学会に1億ウォン(約1000万円)を寄付したなか、RMと親交のある天文学者シム・チェギョン博士が直接寄付について言及した。
シム・チェギョン博士は27日、自身のSNSアカウントを通じて「素敵なニュース」と投稿し、RMが寄付を行ったニュース記事を共有した。RMは同日、韓国法医学の発展のために使ってほしいと1億ウォンを寄付している。
RMが今回、自身がMCを務めた韓国のバラエティ番組『知っていても役に立たない神秘的な人間雑学辞典–アルスルインジョブ』(原題)を通じて法医学者のイ・ホ教授と出会ったことをきっかけに寄付に乗り出した。
シム・チェギョン博士も同番組に出演しており、当時の出来事について「番組撮影中の休憩時間に、司会者のナムジュン氏(RMの本名)はイ・ホ教授と話を続けた。その場でこれ(寄付)を約束していたが、社交辞令でないことは目つきや表情、態度から感じ取れた」と明らかにした。
そのうえで、「あわただしい撮影現場の片隅で交わされた約束を忘れず、最後まで守ってくれたね」と伝え、「幼い弟のようでありながら、水準の高い人生の先輩のようである、深くて素敵な人だ」とRMの人間性についても触れている。
RMによる寄付金は、韓国法医学会の人材養成と学術研究、法医学制度の改善事業などに使われる予定だ。
以下、シム・チェギョン博士による投稿全文。
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素晴らしいニュース。
『知っていても役に立たない神秘的な人間雑学辞典–アルスルインジョブ』の撮影中の休憩時間に、司会者のナムジュンさんはイ・ホ教授との話を続けた。
そして、その場でこれを約束したのだけど、社交辞令でないことは目つきや表情、態度から感じ取れた。
あわただしい撮影現場の片隅で交わした約束を、忘れず最後まで遂げてくれたね。
天文学者も少数だと思っていたが、法医学者の数ははるかに少ない。
文句を言わず、比較せず、各自の席で自分の一日を毎日誠実に充実させることがどれほど美しいことか。
法医学の道を歩む方々に応援と激励を。善良な心で自身にできることを思慮深くこなすナムジュンさんに、尊敬と拍手を。
幼い弟のようで、それとともにずいぶん水準の高い人生の先輩のようでもある、深くて素敵な人だ。
◇RM プロフィール
1994年9月12日生まれ。本名キム・ナムジュン。グループ内ではリーダーとメインラッパーを担当しており、英語が堪能な頭脳派でもある。BTSメンバーの中で最初にBig Hitエンターテインメントに加入したのがRMで、事務所代表のパン・シヒョクはBTSのデビューの経緯について「RMのような子はデビューさせなければいけないと思った。BTSを作ったきっかけは彼だ」とコメントしている。最年少メンバーのJUNG KOOKも「事務所見学の際にRMのラップに惹かれて事務所に入った」と明かしており、実力とカリスマ性を兼ねそなえた人物といえる。
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