コロナ渦にデビューした者としての強み、CRAVITYが語る“青春の試練と痛み”【インタビュー】

2023年09月18日 話題

ダブルリード曲『Cheese』『Ready or Not』を引っ提げてカムバックしたCRAVITYが、準備過程について打ち明けた。

【注目】日本正式デビュー!『ZIP!』にも出演したCRAVITY

9月7日、本サイト提携メディア『OSEN』はソウルに位置するSTARSHIPエンターテイメント社屋でCRAVITYのインタビューを行った。

9月11日にリリースされたCRAVITYの6thミニアルバム『SUN SEEKER』は、青春の熱き若さと、君と僕、そして互いの人生を歌っている。特に、リード曲の『Ready or Not』は、CRAVITY特有の心地よいエネルギーと若いバイブスを披露している、今作の顔となる楽曲だ。セリムとアレンが作詞に参加し「無駄な悩みと遅れての後悔の代わりに、今すぐ君のためにすべてを吐き出す準備ができている」という積極的かつ前向きなマインドが込められている。

(写真提供=STARSHIPエンターテインメント)CRAVITY

まず、今作の制作に参加したメンバーたちに「どんなメッセージを伝えようとしたのか」と質問すると、セリムは「僕は普段、タイトルや曲の内容に合わせて歌詞を書こうと努力する。だが、今回の『Ready or Not』では準備ができていても、できていなくても、これから疾走していくという意味を込めた」と説明。

続いてアレンは「青春を歌うグループとして、青春と言えば個人的には痛み、夢、希望が思い浮かぶ。僕たちと同年代の若者たちへの激励のメッセージを『Ready or Not』に込めた。“とりあえずやってみよう”、“怖がるな”、“ぶつかってみろ”と、勇気を出せるような曲を書いてみた」と付け加えた。

では、もう一つのリード曲『Cheese』は、どのような仕上がりなのだろうか。ミニは「『Cheese』を初めて聞いた時、ミュージックビデオをアメリカで撮ると聞いた。一度も経験したことがないので、僕たちもとても楽しみだった。会社がとても力を入れようとているようで、期待値が高かった」と話した。

(写真提供=STARSHIPエンターテインメント)CRAVITY

ソンミンは「僕たちが曲を聞いたタイミングはダブルリードが確定する前だったので、『Cheese』が顔になる曲だとは知らずに聞いた。収録曲として入ることになれば、あまり注目されないのではないかと不安もあったが、リード曲になって嬉しかった」と明かす。

『Cheese』と『Ready or Not』がダブルリード曲に選ばれたのは、メンバーの意見が反映されたものなのか、それとも会社の考えなのか。ウォンジンは「私たちも意見を出した部分がある。メンバー間でも曲を選んだ時『Cheese』の反応が良かったので、MV撮影時やジャケット撮影時も『Cheese』での活動をアピールした。なので、このようにダブルリードで活動することになり、嬉しいし楽しみだ」と述べた。

活動計画に対してもウォンジンは「まだ確定したわけではないが、今、話が出ているのは『Ready or Not』で2週間、『Cheese』で2週間活動をするかもしれません」と説明。テヨンは「秋夕(チュソク)なので、帰ってきた時に新しい姿をお見せできるよう努力している」と付け加えた。

(写真提供=STARSHIPエンターテインメント)CRAVITY

疲れを知らない若さ、青い青春のエネルギーに満ちたCRAVITYのニューアルバム『SUN SEEKER』は、絶えず変化し、新しい試みを繰り返す青春を描く。CRAVITYが描く青春が、他のグループとの差別点を与える部分は何かという問いに、ミンヒは「青春と言えば試練もあるだろうし、痛みもある。だが、その試練と痛みをCRAVITYは共感することができる。同じ青春だから共感してくれる。そんなキーワードを持って活動しようと思う」と話した。

また、ウォンジンは「私たちがコロナ渦にデビューしたグループのため、僕たちの成長は若者が成長することと似ていると感じた。私たちが若者に接する時、もう少し共感しながら近づくことができるのだと思う」と伝えた。

『Cheese』のミュージックビデオの最後にクッキーの映像が流れる。そしてジョンモが恥ずかしそうに台詞を言うシーンが印象的だった。これに関してジョンモは「ハハハ」と笑いながらも「元々、映画『デッドプール』のクッキー映像をオマージュした。原作では、なぜまだ映画館にいるのか、早く家に帰れという場面だが、僕はファンの方々に伝えるので強く“行け”とは言えず、可愛く終わらせた。家に帰ってもう一度見てという表現にした」と笑顔を見せた。

『Cheese』のミュージックビデオはアメリカで撮影されたものだ。そのため「変わったエピソードがあるのではないか」という質問にテヨンは「ロサンゼルスの道でも撮影をしたのだが、通行人の方々に見られていた。一緒に口ずさんで応援するように見てくれていたのが不思議だった。ライブをしているようで、すごく楽しかった」と撮影秘話を明かす。

(写真提供=STARSHIPエンターテインメント)CRAVITY

ヒョンジュンは「今回の『Cheese』ミュージックビデオでは、僕たちがやったことのないワンテイク技法をたくさん使った。僕たちと監督との“息”が重要だったので準備が多かったが、いい結果が出た」と自慢げに話した。

さらにセリムは「ミニゴルフ場のシーンで初めてゴルフをしたのだが、スポーツを長くしていたし自分はゴルフも上手いと思っていた。でもゴルフは違いった」と話し、笑いを誘った。

それだけでなく、グループ唯一の外国人メンバーであるアレンは「今回LAで撮影をしていたら、僕の母が撮影現場に来た。糖分が摂れるようドーナツを買ってきてくれて、撮影が終わるまでいた。ステージ以外で活動する姿を見せするのは初めてだったが、とても感慨深かった反面、恥ずかしさもあった」として、「でも、このような機会はすぐには来ないので、恥ずかしかったが我慢した。母は撮影が終わって“あなたとメンバーたちが頑張ってる姿を見て感心した。誇らしい”と言ってくれた。頑張っている姿を見せられて嬉しかった」と率直な気持ちを打ち明けた。

(記事提供=OSEN)

◇CRAVITY プロフィール

2020年4月14日にデビュー。STARSHIPエンターテインメントから5年ぶりに新しく誕生したボーイズグループ。グループ名は「Creativity」と「Gravity」を合わせて「CRAVITY」。「ユニークな魅力で、ファンを自分たちの宇宙に引き込む」という意味が込められている。2019年にMnetで放送されたオーディション番組『PRODUCE X 101』に練習生として出演したジョンモ、ウォンジン、ミニ、ヒョンジュンの4人が所属している。

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