ガールズグループFIFTY FIFTYと専属契約の葛藤を見せている所属事務所が、来年デビューを目標にする新しいガールズグループプロジェクトをスタートさせる。
9月4日、FIFTY FIFTYの所属事務所として知られるATTRAKTは、新しいガールズグループプロジェクトを稼働させると発表。新しいガールズグループのメンバー全員は、オーディション番組を通じて抜擢される予定であり、すべての過程も公開される。
ATTRAKT側は「オーディション番組はアイドルデビューの王道と呼ばれている。次世代アーティストが誕生する過程を盛り込み、志願者の才能と魅力を多彩に見せることができるため」とし、「そのためデビュー前から全世界K-POPファンの注目を集めファンを構築できるようになる。ATTRAKTは今回のプロジェクトのために、既存のオーディションとは差別化された企画や演出などで、特色あるオーディションを構想中」と明らかにした。
オーディションの具体的な日程はまだ明らかにされていない。ただATTRAKTは、今回のオーディション番組のポイントとして“大衆pick”を挙げた。大衆と直接コミュニケーションできる、大衆が選択した志願者がそのままデビューすることになるというのだ。その点が審査基準の主要に作用する見通しだ。
ATTRAKTのチョン・ホンジュン代表は「会社を信じて支援してくださった投資家と現場で熱心に走っているスタッフ、そして会社の未来のためにも、継続して新しいコンテンツを作っていかなければならないという宿命を持っている」とし、「新しいガールズグループを含め多様なプロジェクトで一歩一歩前進していく」と話した。
なおATTRAKTは現在、所属ガールズグループFIFTY FIFTYとの葛藤で大きな関心を集めている。
先立って6月、FIFTY FIFTYメンバー4人がATTRAKTを相手に専属契約効力停止仮処分を申請した。ATTRAKTの不透明な清算などが理由だった。一方でATTRAKTは、契約上の義務を怠ったことはないとし、外注業者であるThe Giversのアン・ソンイル代表を業務妨害、業務上背任などで告訴した。
裁判所は8月28日、FIFTY FIFTYの専属契約効力停止仮処分申請を棄却。「精算資料の提供義務違反とは断定しにくく、信頼関係が破綻する程度に達したと断定することも難しい」と棄却理由を明らかにした。
専属契約が有効と判断されたためFIFTY FIFTYの今後の動向に関心が集まったが、彼女たちは8月30日、所属事務所に戻ることなく徹底抗戦すると宣言した。
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