「HYBE×Geffen Records」による大規模プロジェクト『The Debut:Dream Academy(ザ・デビュー:ドリームアカデミー)』の初回放送(日本時間9月2日)が近づいているなか、最終オーディションに選抜された20人の詳細が注目を集めている。
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選抜された20人は多様な地域的、文化的背景を持っている。国籍別ではアメリカが6人、日本が3人、韓国が2人、ベラルーシ、ブラジル、スウェーデン、スイス、スロバキア、アルゼンチン、タイ、フィリピン、オーストラリアが1人で、計12カ国の少女が集まった。
彼女たちのなかには、すでに様々なメディアで露出され、オーディション開始前から話題の参加者もいる。
まずは「インフルエンサー組」だ。ブルックリン(アメリカ、17)、イリヤ(ベラルーシ、21)、マノン(スイス、21)は、SNSで数十~数百万人のフォロワーを保有している。
そして「経験者」も。ダニエラ(アメリカ、19)、マーキー(タイ、17)、ナヨン(韓国、20)は、過去にサバイバルオーディションに出演して才能を認められた実力派だ。特にナヨンは最終オーディション参加決定が知られると、過去に出演したオーディション番組の映像がネット上で拡散されたほどだ。
参加者たちは事前に公開されたアートフィルムと公式トレーラーで優れたボーカル力、ダンススキルを見せたが、ダンス面ではエミリー(アメリカ、17)、ウーア(日本15)、アデラ(スロバキア、19)が群を抜いていた。アートフィルムでエミリーとウーアはソロダンスを、アデラはバレエパートのメインパフォーマーとして活躍。そして歌唱力では、サマラ(ブラジル、17)、ソフィア(フィリピン、20)、メーガン(アメリカ、20)がアートフィルムでのボーカルシーンを演じ、今後の活躍を予告した。
並々ならぬ“韓国愛”を示したことで注目を集めた参加者もいる。K-POPで韓国語を学んだというイズレラ(オーストラリア、20)、メイ(日本、17)は、歌唱力とダンススキルを兼ね備えていることはもちろん、高水準の語学力で韓国ファンにアピールするものと期待される。
一風変わった経歴で目を引く参加者もいる。プロデュース経験を持ち、音楽への造詣が深いレクシー(スウェーデン、19)、そして両親の影響で韓国文化に接するようになったセレステ(アルゼンチン、19)たちは、オーディション過程でどんなストーリーを展開するのか好奇心を高めている。
ほかにも韓国系日本人のハーフだが、ハワイで成長して多様な文化を経験したカーリー(アメリカ、19)と、インド系アメリカ人で幼い頃から全米を回りながら成長したララ(アメリカ、17)も参加。彼女たちの経歴がオーディション番組でどのように表現されるか注目したい。
最後に、チーム内の愛を独占している末っ子組の存在は外せない。最年少でも優れた実力を持つユンチェ(韓国、15)、そして最後の参加者としてオーディションに合流するも、すくすくと成長しているヒナリ(日本、14)の2人が起こす、“反乱”にも期待したい。
このように、多様な参加者を集めたHYBEは「参加者を見ても、『The Debut: Dream Academy』の核心キーワードの一つである“文化的多様性”を確認することができる」とし、「彼女たちの挑戦の過程を見守る全世界の視聴者が、オリンピックに出場したアスリートを応援する気持ちでファン心を表現するものと期待している」と伝えている。
『The Debut: Dream Academy』初回は9月2日0時に公式YouTubeチャンネル、ABEMA(日本)、Weverseで公開Wevereseでは最終メンバーを選定する公式投票も行われる。
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