K-POPアイドルといえば人間離れしたスタイルの良さが印象的だが、昨今の韓国ではアイドルたちが続々と“ボディスーツ”衣装を見事に着こなして圧倒的なプロポーションを際立たせている。
【写真】少女時代・テヨン、ボディスーツで“攻めファッション”披露!
ボディスーツとは上半身・下半身一体型の洋服のことで、ワンピースタイプの水泳着やレオタードなどを連想するシルエットが特徴。ここ最近はスタイリストやデザイナーといったいわゆる“ファッションプロ”の間でトレンド化しており、それに伴って韓国でも続々と人気アイドルたちがボディスーツを取り入れたファッションを披露している。
業界ではタイトなボディスーツにワイドパンツを合わせるスタイルが主流となっており、ウエストラインを強調する大胆なカッティングではあるが、モードな印象を与えるため女性ファンからの反響も大きい。
そんなトレンドのボディスーツだが、過去には「過激すぎる衣装」として物議をかもしたことも。
2015年にTWICE・モモが『Like OOH-AHH』のミュージックビデオでただ一人ボディスーツタイプの衣装を着用しており、多くのファンが驚きを隠さなかった。さらに言えば『Like OOH-AHH』はTWICEのデビュー曲だ。そのため、新人アイドルに布面積の少ない衣装をあてがったことに疑問を覚えるファンの姿も容易に想像できる。
それが今では着こなしのひとつとして再び注目を集めており、韓国ファッションに明るい若者のあいだでは当時のモモの装いが伝説的なものとして挙げられることもしばしばだ。
カラーや細かいシルエットに関してもバリエーションが一層豊かになり、手に取りやすいアイテムと化していることも昨今の人気の理由だろう。最近はパンツの履きかた次第ではシンプルなTシャツのように着用できるタイプのものも注目されている。
常に流行の最先端を取り入れてゆく韓国のアイドル業界。そのファッションの変遷には今後も大きな注目が集まること間違いなしだ。
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