女優ハ・ナギョン(39)に対して“不倫訴訟”を提起し、一部勝訴した女性Aさんが心境を伝えた。
7月18日、釜山(プサン)地裁東部支院民事6単独は、Aさんがハ・ナギョンを相手に提起した不倫損害賠償訴訟で、ハ・ナギョンがAさんに1500万ウォン(約165万円)を支払うという原告の一部勝訴判決を下した。
判決後、本サイト提携メディア『OSEN』にAさんは「ハ・ナギョン側が先に夫と自身の関係などを暴露し、最後まで嘘をついたにもかかわらず、一部勝訴という判決で残念な気持ちが残る。それでハ・ナギョンが罪を悔やむかも分からない」と話した。
続いて「ハ・ナギョン側が先に赤ちゃんのエコー写真、夫と交わしたメッセージを私に送ってきた。しかし、私が黙秘で一貫しているので、口にすることすら躊躇されることを言って難しくなった。これ以上はダメだと思い、訴訟を決心した」と訴訟を提起した背景を説明した。
そんなAさんは現在、夫と別居中だという。「離婚届けも出したが、裁判日に夫が来なかったため取り消しになった。夫は許しを求めているが、単純な浮気ではなく、子供も産み、ベトナムで一緒に暮らそうと準備していた過程もあったので衝撃が消えない」とし、離婚に対する強い意志を示した。
18日に法廷で公開された資料によると、Aさんの夫B氏とハ・ナギョンの出会いは2021年12月で、釜山のある遊興施設で始まったという。2022年1月から本格的に会い始め、2022年4月のベトナム旅行以降はハ・ナギョンがB氏の子供を妊娠した。
一方、B氏はAさんと離婚したあと、ハ・ナギョンと結婚してベトナムに移住しようという具体的な計画を立てたが、Aさんが離婚を拒否したことで計画は崩壊。その後、B氏が離婚を強く要求しなくなると、ハ・ナギョンはAさんに直接連絡を取り、B氏との関係、妊娠したことなどを暴露したのだった。
ハ・ナギョン側は、B氏が既婚男性である事実を知らず、2022年4月頃に既婚事実を知ったと主張した。その後、B氏の子供を妊娠したことで、その解決方法ないしはB氏に貸した金銭を受け取るために連絡しただけで、不正行為をした事実はないと強調した。
またハ・ナギョンは、自身が明らかにしなかったら、AさんがB氏の実体を最後まで知らなかったはずなのに、むしろ自分が濡れ衣を着せられていると悔しさを吐露。ハ・ナギョンはB氏との仲が悪化したあと、中絶手術を受けたことも分かっている。
ハ・ナギョンは嘆願書を通じて「B氏が離婚してくるという話にも、赤ちゃんを一人で育てることがあっても、B氏とは縁を切るためにAさんにすべての事実を話した。Aさんは私がいなければB氏の実体を最後まで知らなかったはずなのに、私に濡れ衣を着せ、被害者である私を加害者にした」とし、「B氏の嘘、そして妊娠と中絶を経験する過程での精神的、身体的損害が甚大なのに、罪のない私を苦しめ、金銭的補償を要求している」と主張した。
なお、ハ・ナギョンは2005年のMBCドラマ『別巡検』でデビューし、映画『展望の良い家』『タッチ・バイ・タッチ』『レスリング』(以上、原題)などに出演してきた。2012年の第33回青龍(チョンヨン)映画賞授賞式では露出が多いドレスで転び、“露出事故”で話題を集めたこともある。
そして2017年の映画『最初はみんなそうだ』(原題)以降は、これといった芸能界活動をしておらず、活動名をソ・ヘリに変えて配信者へと転向し、活動を続けている。
(記事提供=OSEN)
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