今年上半期、K-POPアルバムの輸出額が過去最高値を更新した。
【写真】BTSは“常連”に…K-POP、米ビルボード14年の歩み
7月18日、韓国関税庁の輸出入貿易統計によると、今年1~6月のアルバム輸出額は1億3293万4000ドル(約184億円)で、前年同期比17.1%増加した。
この数字は上半期基準で過去最高値だ。
特に韓国アルバム輸出対象国の順位で、アメリカが中国を抜いて第2位に上がった。K-POPが北米でひとつのジャンルとして定着しつつあると解釈される。
今年上半期のK-POPアルバム輸出対象国を見ると、日本が4852万3000ドル(全体の約36.5%)で1位だった。続いてアメリカが2551万9000ドル(同19.2%)、中国が2264万ドル(同17.0%)で“ビッグ3”となった。
以下、ドイツ、台湾、香港、オランダ、カナダ、イギリス、フランスがトップ10だった。
年間アルバム輸出額基準で、2012年から2020年の1年間を除いて、2022年まで中国は日本に次いで輸出対象国の第2位だった。
K-POPスターたちが「ポップの本場」アメリカで輝かしい成果を収めることができたのは、BTS(防弾少年団)の役割が大きかった。彼らは今年上半期もグループ活動こそなかったが、目覚ましい成果を収めた。
BTS・JIMINはソロアルバムのタイトル曲『Like Crazy』で、K-POPソロ歌手史上初めて米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」で初登場1位という大記録を達成した。
また、Stray KidsとTOMORROW X TOGETHERは米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で1位を記録。BTSのJIMINとSUGA、SEVENTEEN、ATEEZ、TWICEが同チャート2位を記録している。
“中小芸能事務所の奇跡”と呼ばれるガールズグループ・FIFTY FIFTYは、『Cupid』で「HOT100」に16週連続チャートインする成果を収めた。
今後もアメリカでK-POPの人気が上がっていくのか注目だ。
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