ガールズグループKARA出身のク・ハラさんやボーイズグループASTROのムンビンさんまで、突然この世を去った彼らは同僚たちの心の中で永遠に記憶される。彼らを忘れないためのメンバーたちの姿は、たびたびオンラインを温かくする。
【写真】息が切れても止まることを許されないK-POPアイドルの“闇”
最近、とあるオンラインコミュニティには「ク・ハラの追慕館に今回のアルバム活動のすべてのトロフィーを置いていったKARA」というタイトルの文章が投稿された。
併せて公開された写真には、ク・ハラさんの追慕館に飾られた「ソウル歌謡大賞特別賞」や音楽番組『ミュージックバンク』1位のトロフィーが写っていた。
KARAは昨年、デビュー15周年を記念して約7年半ぶりにカムバックした。スペシャルアルバム『MOVE AGAIN』をリリースし、その活動で獲得したトロフィーをク・ハラさんに届けたのだろう。
ク・ハラさんを記憶するKARAの気持ちはそのままだ。リーダーのパク・ギュリは今年3月29日、デビュー16周年を記念してファンにメッセージを伝え、ク・ハラさんも一緒にいるファンアートを公開して変わらぬ愛情を示した。
2008年、KARAのメンバーとして合流し全盛期をともにしたク・ハラさんだが、2019年11月、ソウル江南（カンナム）区の自宅で亡くなったまま発見された。28歳だった。しかし、メンバーとファンの心には永遠に記憶され、今も思い出されている。
また、ASTROのムンビンさんに向けた懐かしさと切なさが込められたメンバーや友人、ファンの歩みが胸をいっぱいにさせる。
去る4月19日にソウル江南（カンナム）区の自宅で亡くなったまま発見され、芸能界に大きな衝撃を与えたムンビンさん。
四十九日にあたる6月6日まで、所属事務所ファンタジオの社屋の正門、駐車場内、建物裏に設けられた追慕の空間には、実妹のムン・スアをはじめ、チャ・ウヌやユン・サナなどASTROメンバー、SEVENTEEN・スングァン、VIVIZ・シンビなど同僚たちがムンビンさんへの手紙を残した。
ムンビンさんを哀悼する追慕の空間は、京畿道広州・南漢山城にある国清寺に設けられた「月の空間」に移され、6月7日午前5時30分から長期的に運営される計画だ。
特に、チャ・ウヌは自身のSNSを通じてムンビンさんとの写真や映像などを公開したり、ムンビンさんを思い出すような曲を歌いながら涙を見せたりと切なさを募らせた。
家族はもちろん、同じグループのメンバーや友人たちのなかで彼らは永遠に輝き続けるだろう。
（記事提供＝OSEN）
◇ムンビン プロフィール
1998年1月26日生まれ。2006年に東方神起の『風船』のミュージックビデオに、ユンホの子役である“リトル東方神起”として出演。2009年にはドラマ『花より男子-Boys Over Flowers』で俳優キム・ボムの子役を務めた。2016年にASTROメンバーとしてデビューし、ドラマ『十八の瞬間』に出演するなど、ステージに演技、バラエティと多様な活動を繰り広げた。妹のムン・スアはガールズグループBilllie（ビリー）のメンバー。2023年4月19日、突然の悲報を知らせた。享年25歳。
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