所属事務所の女性代表からセクハラ・パワハラを受けたと訴えていたOMEGA Xが、晴れて自由の身になった。
【写真】「常習的なセクハラ、精神科にも…」OMEGA Xが涙の訴え
5月8日、ボーイズグループOMEGA Xは公式立場を発表し、「前所属事務所SPIREエンターテインメントと慎重かつ長い議論の末、専属契約を解約することで相互円満に合意した」と伝えた。
続けて「これに伴い、前所属事務所SPIREエンターテインメントとすべての紛争を終結することにし、各自の場所でK-POPの発展のために努力することにした」と述べ、前所属事務所に対する告訴も取り消すことを明かした。
今後の活動についてOMEGA Xは、「デビュー前から今まで長い間、苦楽を共にしたマネージャーと一緒に活動を続けていく計画」と説明した。
先立って昨年10月、録音ファイルを通じて、OMEGA Xが所属事務所の代表から暴言や暴行の被害を受けた事実が明らかになった。
その録音記録には所属事務所の代表と推定され女性が、男性に向かって激しく叫ぶ声が含まれている。暴言はもちろん、暴行まであったと見られ、男性1人のすすり泣く声が多くの人々に衝撃を与えた。
OMEGA Xは同年11月に記者会見を開き、自分たちの言葉で女性代表から受けたセクハラやパワハラについて明かしたりもした。今年1月には、所属事務所を相手にした専属契約効力停止仮処分訴訟で勝訴していた。
なおOMEGA Xは、2021年6月30日に1stミニアルバム『VAMOS』を発売してデビュー。2022年10月には初のワールドツアー「CONECT : Don't give up」を成功させている。
OMEGA Xの公式立場全文は、以下の通り。
◇
こんにちは、OMEGA Xです。
OMEGA Xは前所属事務所SPIREエンターテインメントと慎重かつ長い議論の末、専属契約を解約することで相互円満に合意しました。
これに伴い、前所属事務所SPIREエンターテインメントとすべての紛争を終結することにし、各自の場所でK-POPの発展のために努力することにしました。
OMEGA Xを心配して信じてくださった多くの方々に心より感謝申し上げ、今後OMEGA Xはデビュー前から今まで長い間、苦楽を共にしたマネージャーと一緒に活動を続けていく計画です。
良い音楽ともっと発展した姿でお伺いします。
新しい跳躍に乗り出すOMEGA Xに多くの応援をお願いします。ありがとうございます。
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