K-POPの歴史を更新した新ガールズグループFIFTY FIFTY(フィフティ・フィフティ)が、米「ワーナー・レコード」とのパートナーシップを発表した。
【写真】何者?K-POP歴代最短、NewJeans超えのFIFTY FIFTY
現在、異例の大ヒットを記録している『Cupid』は、ビルボード「ホット100」でK-POPガールズグループ史上最短でのチャートインを果たしただけでなく、Spotifyの「グローバルトップ50」では6位に位置付けている。
FIFTY FIFTYは今回のパートナーシップ締結に関して、「ワーナー・レコードとともに仕事ができてとても光栄だ。今後を共にすることができ、さらにわくわくし、全世界にいるファンの皆様により良い音楽とコンテンツをお見せできるよう努力したい。これからも多くの関心と愛をお願いする」と感想を伝えている。
また、FIFTY FIFTYの総括プロデューサー、アン・ソンイル(SIAHN)は、「長い間対話を交わして、音楽産業の最前線でFIFTY FIFTYを導いていく革新的な方法を議論できる機会を提供してくれたワーナー・レコードに感謝する」と話した。
続けて「アーティスト中心の接近方式に対する私たちの考えとビジョンが一致するという点に対して非常に嬉しく思い、成功のための道を模索できることを期待する」と付け加えた。
一方、ワーナー・レコードの共同会長でCOOのトム・コーソン、CEOのアーロン・ベイ・シュックは、「FIFTY FIFTYとパートナーシップを結び、グローバルヒットシングル『Cupid』をより広く知らせることができて嬉しく思う。今後、さらに多くの機会があると期待している。ワーナー・レコードはこの強力なK-POPガールズグループのために、より多くの機会を創出することができて嬉しい」と伝えている。
FIFTY FIFTYが今年2月にリリースした『Cupid』は、原曲と英語バージョン、インストバージョンが世界で計3億回以上のストリーミングを記録し、ビルボード「ホット100」で確実にチャートインし続けている。ほかにも600万以上のTikTok動画を生成し、95億回以上の再生回数を記録した。
なお昨年11月にデビューしたFIFTY FIFTYは、キナ(2002年生まれ)、セナ(2004年生まれ)、シオ(2004年生まれ)、アラン(2004年生まれ)の4人で構成されたガールズグループで、全員が韓国出身だ。
コンテンツ専門クリエイティブグループのATTRAKTに所属し、2022年11月にアルバム『THE FIFTY』でデビュー。2023年2月に初シングルアルバム『The Beginning: Cupid』をリリースし、そのタイトル曲が『Cupid』だ。
「確率的に五分五分」という意味を持つグループ名には、理想と現実、そしてそのなかに共存する存在になるという思いが込められた。また、グループが“50”であれば、ファンも“50”で、合わせて完全な“100”になることを望むというメッセージも含まれているという。
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