タイの有名インフルエンサーであるスーフィチャ(Supitcha)さんの事件が、韓国でも話題になっている。
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スーフィチャさんは、タイのガールズグループ“One Day to the Next”のメンバーとして活動したあと、インフルエンサーに転身。彼女のインスタグラムのフォロワーは18万人、フェイスブックのフォロワーは21万人を超えていた。
そんなスーフィチャさんが最近、恋人の自宅で頭を撃たれて死亡した状態で発見されたのだ。
4月22日(現地時間)のタイの『バンコック・ポスト』の報道によると、タイ警察は4月19日午後3時20分頃、スーフィチャさんの友人の通報で出動し、スーフィチャさんと恋人Aさん(18歳)の遺体を自宅で発見したという。
発見当時、2人とも頭に銃傷1発を負ったまま死亡しており、部屋の中には2個の薬莢と銃器が発見されたという。
Aさんは、タイ空軍の高位級将校の息子で王立空軍訓練兵だった。現地の警察はCCTV映像を照会した結果、第三者の介入はなかったと明らかにした。現在、遺体は法医学研究所に運ばれ、検死を進めているという。
また、銃器はAさんの父親の所有だったことが分かった。警察は、Aさんが父親の銃器でスーフィチャさんを殺害した後、自らも命を終えたものと暫定結論を下し、調査を進めている。
スーフィチャの友人たちは現地メディアとのインタビューで「Aさんが過去にも暴力的な行動をした前歴がある」「スーフィチャの顔にあざができた写真を伝送されたことがある」、「スーフィチャは足で蹴られ、顔を8~9回殴られ、胸と背中を殴られたというメッセージを送ってきた」という話も伝えた。
スーフィチャさんの家族も「普段Aさんの性格の気性が激しく、娘に注意を呼びかけたりもした」とし「タイで銃器免許申請者は少なくとも20歳に規定されているが、18歳のAさんがどうやって銃器を手に入れたのか分からない」と疑問を提起しているのだが、はたして。
Aさんが父親の銃器を盗んだのなら、父親は処罰対象ではない。しかし、Aさんの父親が息子に銃器使用を許可したとすれば、犯罪者に協力した罪が成立し処罰対象になる。
ショッキングな事件だけに韓国でも報じられているようだ。
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