歌手兼俳優のイ・スンギが女優キョン・ミリの娘であるイ・ダインとの結婚後、自身や妻の実家を巡る噂やデマに対して、初めて口を開いた。長文を通じて虚心坦懐な心境を明かして正面突破した。
イ・スンギとイ・ダインは2021年5月に熱愛の事実が知られてから、約2年間の公開恋愛を経て、4月7日に結婚式を挙げた。
しかし、結婚式後も婚前妊娠説、結婚式ジュエリーPPL(間接広告)論争など、様々なデマが2人に付きまとった。
また、キョン・ミリの夫であるイ氏が過去、株価操作事件に関係していたという疑惑が再燃したことから、イ・ダインとイ・スンギは娘と婿という理由で非難を受けたりもした。
このような雑音に対して4月12日、イ・スンギは自身のSNSに2つの長文を掲載し、心境を明らかにした。
「妻のイシューによって溢れ出る記事の洪水の中で、たくさん傷ついたと聞いた。あるファンの方は、それを理由に私の結婚を止めようとした。もう一度頭を下げる。申し訳ない」と真っ先に謝罪したイ・スンギは、次のように綴っている。
「私の親しい知人たちさえも、君のイメージを考えろと言って別れを勧めてきた。もどかしかった。私の妻が両親を選んだわけではないのに。でも、どうして両親のイシューのせいで別れようと言えるのか」
また、イ・スンギは別の文では悔しさを訴え、各種デマについても釈明している。
キョン・ミリ夫婦は株価操作事件とまつたく関係がないという結論が出たが、イ・ダインとイ・スンギは彼らの家族という理由だけで非難の矛先を向けられることに耐えなければならなかった。これに対してイ・スンギはこう綴った。
「私はいつも大衆が正しいと信じている。大衆が嫌がるのには理由があっただろう。ただ時々、悔しい時もある。例えば、大衆が事実を間違って知ってしまった時だ。株価操作で260億ウォン(約26億円)を横領し、30万人の被害者を量産した?これは明白な誤報だ。一部の記者たちとユーチューバーの方々が、どこでどんな情報を収集したのかはわからないが、まったく根拠がない内容」
イ・スンギは義実家に関するニュースを報道したメディア5社を言論仲裁委員会に提訴し、当該メディアが一斉に訂正報道を出したという事実を根拠に提示した。
ほかにも、結婚式のPPL疑惑にも反論。「過去の結婚式協賛問題が芸能界のイシューに浮上したことがあった。最近はほとんど本人たちの費用で結婚式を行っていると聞いている。私も協賛なしに私が直接ゲストの皆さんに良い食事をもてなして感謝を示したかった」として、結婚式PPL疑惑は事実無根であることを主張した。
そして、前所属事務所のパワハラと横暴にまつわるエピソードを直接公開した。
イ・スンギは自身と音源精算などの問題で紛争中の元所属事務所HOOKエンターテインメントが、某総合誌記者にイ・ダイン両親に対する悪意的な記事を書いてほしいと頼んだというエピソードを伝え聞いたと明かし、「HOOKはそのようにして私を手なずけようした。別名“HOOKライティング”だ」と付け加えた。
最後にイ・スンギは「イ・ダインとは結婚前にも後にも、“これから私たちが返済しながら変えていこう”と約束した。助けが必要なところを世話し、さらに大変なところを調べる。この決心は悪質コメントとは関係なく守っていく」とし、結婚式の祝儀全額を劣悪な環境にある子供たちのための支援基金として使うと明らかにした。
また「私の結婚を祝福してほしいとは言わない。ただ見守ってほしい。イ・ダインとともに分かち合いながら暮らしていく。それが私にできる最善だと思っている」とも付け加えた。
イ・スンギがこのように自分を取り巻く事柄について長文の文を残したのは、芸能活動20年間で初めてだ。彼の率直な告白に、多くの芸能関係者たちとファンが応援のコメントを残している。
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