故人を冒涜したとして物議を醸した女性ショーホスト(テレビ通販タレント)ユ・ナンヒ(57)の処分に注目が集まっている。
【関連】韓国の“通販女王”が不適切発言…生放送中に何と言った?
韓国のECプラットフォーム「CJオンスタイル」は4月4日、「放送通信審議委員会の広告審議小委員会会議の結果、意見陳述が決定された」とし、「意見陳述以後、ユ・ナンヒの出演に関する懲戒を決める計画」と明らかにした。
先立って2月4日、ユ・ナンヒは通販番組の生放送中に「某コメディアンを思い出した。“この製品を知っていればよかったのに”と思った」と発言したことで視聴者から抗議を受けた。
ユ・ナンヒは当時、コメディアンの実名こそ言わなかったものの、皮膚疾患による苦痛で“極端な選択”をしたコメディアンを連想させた。これにより、生放送を視聴していた一部の視聴者は、故人を冒涜しているとして苦情を提起していた。
ただ、ユ・ナンヒはCJオンスタイルが直接雇ったショーホストではなく、協力会社と契約を結んだ関係だ。そのため、CJオンスタイルは協力会社との協議を通じてユ・ナンヒの出演持続可否を決めると見通されている。
放送通信審議委員会は3月14日に会議を開き、当該案件が商品紹介および販売放送審議に関する規定に違反したと見て意見陳述を決めた。
意見陳述は、放送通信委員会が制裁を下す前に疎明機会を与えるもので、ホームショッピング関係者が直接会議に出席し、役員の関連質問に答えなければならない CJオンスタイルは18日に意見陳述に出席する予定だ。
なおユ・ナンヒは1995年にデビューした韓国初のショーホストだ。執筆、番組出演など多方面で活躍し、ショーホストとして初の億ウォン台(1000万円台)の年俸を受け取ったことで知られている。
韓国では最近、ユ・ナンヒ以外にも有名ショーホストのチョン・ユンジョンが不適切発言によって通販番組から無期限出演停止となった。チョン・ユンジョンは1月28日、化粧品の通販番組中、旅行商品の放送に対して不快感をあらわしたことで物議を醸した。
■【画像】韓国アイドル、日本の“AV女優”とのド派手パーティーの様子
前へ
次へ